全日本ラリー北海道:約1年ぶりのグラベルラリーが明日12日開幕 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

全日本ラリー北海道:約1年ぶりのグラベルラリーが明日12日開幕

©RALLY PLUS

今季の3戦目となる全日本ラリー選手権第9戦ラリー北海道が明日の9月12日(土)に幕を開ける。今年はコロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、無観客&短縮日程での開催となっている。

本来であれば金曜日はシェイクダウンやラリーショー、セレモニアルスタートなどが行われるが、それらも今年は実施されない。北愛国交流広場のサービスパークは折からの雨も相まって、例年と違い静かな雰囲気に包まれている。

全日本選手権のグラベルラリーは、昨年のラリー北海道以来、約1年ぶり。前年の勝者である新井大輝はレッキを終えて、次のように語っている。
「今季、初めて去年のペースノートが使えるラリーなので、レッキは比較的楽でした。新しいステージが1本ありますが、それ以外はほぼそのまま。雨は気になるほど強くは降らないと思うので、大きな問題はないと思います。
 去年は優勝できた喜びよりも、ジャンプの着地で痛かったことの方が印象に残っていて(笑)。そこは反省すべき点ですね。VABで参戦する2回目のグラベルラリーなので、どうなるか楽しみでもあります。ポイントになりそうなのは、やはり新しいステージです。一番タイム差が開きやすい初めてのステージで、どこまで行けるか。今日はペースノートをしっかり見直して、明日に備えます」

また、昨年のJN3クラスチャンピオンの山本悠太は、「路面は国際格式クラスの台数が例年よりも少ないので、砂利が多くなるのかなという印象でした。ポイントは新しいステージですね。どこに落とし穴があるか分からないので、気をつけて走ろうかと考えています。ここはドライバーの経験や引き出しの多さでタイム差が大きくつくと思いますので、どこまでベテラン勢について行けるかもカギになると思います。
 色々な部分が変わっているとはいえ“ラリー北海道”なので、とにかくクルマを壊さないように、自分との戦いになる部分も大きいと思います」と語っている。

初日は計8SS、SS合計距離74.66kmで争われる。



RALLY CARS