セバスチャン・ローブが、再びダカールラリーに参戦することになりそうだ。
ローブは先週開催されたWRCラリートルコにヒュンダイから参戦。1月のモンテカルロ以来、8カ月ぶりのWRCだったにもかかわらず初日を終えた時点で首位に立ち、サバイバルラリーを最終的に3位でフィニッシュしてポディウムに上がった。
しかしヒュンダイは、次戦のラリーイタリア・サルディニアのサードドライバーにはダニ・ソルドの起用を発表しているほか、11月にベルギーで開催されるイープルラリーにはクレイグ・ブリーンを使うと見られている。
ラリートルコの会期中、今後の去就について問われたローブは「決まったことは何もない。ほかの計画に専念したり、違うチャレンジに向かうかもしれないし、またダカールラリーに参戦するかもしれない。来年、WRCはやらないとは言わないが、現状はハッキリしたことは何もない。でも、去年のように6戦も参戦することはないのは確かだね」と語っている。
「近いうちに自分の決断を出さなくてはならないと思う。2週間くらいのうちには決めないと、テストを始めなくてはならないしね」
ローブはこれまでダカールラリーに4回参戦しており、2017年には2位、2019年には3位でフィニッシュしている。2021年のダカールラリーは1月3〜15日、サウジアラビアで開催される予定となっている。
(Graham Lister)