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【動画】スバル・モータースポーツUSAが究極のジムカーナ用WRX STIを製作、パストラーナの走行映像も

©subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAが、ジムカーナ仕様の豪快なスバルWRX STIによる走行動画を公開。これまでケン・ブロックがダイナミックな走行を披露して好評を博してきたが、スバル・モータースポーツUSAから米国ラリー選手権のアメリカン・ラリー・アソシエーションに参戦中のトラビス・パストラーナがステアリングを継承した。一切の規定に準じず、ラリーやラリークロスで得た経験を投入したワンオフのWRX STIは、ジムカーナを次のレベルに押し上げようという目的のためだけに製作されたモンスターマシンだ。

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スバルとフーニガン・レーシング・ディビジョンは5月にパストラーナが2020年のジムカーナ動画シリーズを担当することを発表していた。フリースタイル・モトクロスやNASCARなど多彩な経験を誇るパストラーナだが、これまでジムカーナマシンのドライブ経験はなかった。何十年にも及ぶスバルのモータースポーツの経験を活かし、テクニカルパートナーであるバーモント・スポーツカーの製作能力によって量産セダンを限界ギリギリまで引き上げた究極のマシンが誕生した。

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エクストリーム・パフォーマンスに特化されていることは、あらゆる角度にも表れており、カーボン製のローボディにアグレッシブなエアロパッケージは、これまでのジムカーナマシンの概念を覆すもの。カスタムメイドのスバル・ボクサーエンジン、ボンネットから突き出たエキゾースト、トラベルの長いサスペンション、レース仕様のインテリアなど、まさにタイヤが燃え尽きそうな走りを見せるマシンだ。現状、詳しいスペックは明らかにはされていないが、リストリクターがないため、相当の馬力やトルクが期待されるという。

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「信じられないマシンだよ!」とパストラーナ。
「これまで無制限のマシンを制作する機会に恵まれたことはなかった。エンジン、サスペンション、エアロ、すべて制限なし。ゼロから作り上げられた。クレイジーなほど速く、コントロールがしやすく、ドリフトもしやすいし、テストからすぐに完璧な動きを見せた。ジムカーナは自分にとって新しいチャレンジだが、もっと高みを目指していきたいので、このマシンはまさにそのためのものだ」

「またスバルでジムカーナをやることになった時、ゴージャスなマシンを作らなくてはならないと思っていた」と語るのは、スバル・オブ・アメリカのモータースポーツマネージャー、ウィリアム・ストークス。
「トラビスは常に限界までプッシュすることが望みなので、これをやるならラリーやラリークロスマシンではないと分かっていた。WRX STIの持つ能力を改めて示す機会にもなったし、成果自体がそれを物語っている」

なおフーニガン・レーシング・ディビジョンでは、YouTubeの公式チャンネルで初テストの模様を収めた動画を公開している。



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