先頭走者の不利もセバスチャン・ローブにとってはさほど影響はなかったようだ。
デイ2後半の3SS。SS12でローブはタイムをロス。しかしSS13とSS14はトップタイムのヤリ-マティ・ラトバラから0.6秒遅れ、2.3秒遅れでまとめ、後続に28.3秒の差を保ったままデイ2を首位で終えた。
そのローブに続くのはフォードのミッコ・ヒルボネンだ。ローブとの差を7.1秒縮めて2番手。3番手のペター・ソルベルグは34.6秒差、4番手でチームメイトのセバスチャン・オジエは39.5秒と、ローブとの差は開いてしまった。
5番手マッズ・オストベルグ、6番手のダニ・ソルドは変わらず。MINI JCW WRCのデビュー戦での入賞の可能性は高そうだ。
以下、7番手マシュー・ウィルソン、8番手デニス・カイパース、9番手ハリ・アル-カシミと続き、ポイント圏内の10番手にMINIのアルミンド・アラウジョがつけている。
残るデイ3は4SSで合計65.58km。ローブが首位を守り抜くか、はたまたヒルボネン、オジエ、ペターらが覇気を見せ何かが起きるか。日本時間の5月8日(日)13:50のSS15からサルディニアの最終日がスタートする。
【第5戦サルディニア デイ2後 総合順位】
1:S.ローブ 2:57:05.7
2:M.ヒルボネン +28.3
3:P.ソルベルグ +34.6
4:S.オジエ +39.5
5:M.オストベルグ +1:44.9
6:D.ソルド +2:29.0