WRC第5戦サルディニアのデイ2前半は、今大会最長となる29.35km、27.97km、14.21kmの3本、合計71.53kmで争われた。
デイ2のスタート順は、セバスチャン・ローブ、ペター・ソルベルグ、ミッコ・ヒルボネン、セバスチャン・オジエ、マッズ・オストベルグ、ダニ・ソルド、マシュー・ウィルソン、ヤリ-マティ・ラトバラと続く。
先頭走者となり不利が予想されたローブだったが、デイ1で蓄えた30秒のマージンをわずかに広げて2番手と35.4秒差のトップを維持。
その2番手争いはペター、ヒルボネン、オジエの3名が拮抗した争いを繰り広げたが、順調にタイムを縮めたヒルボネンが2番手に浮上。SS10でパンクを喫したペターがタイムをロスし3番手に後退、オジエが4番手となった。しかし3人は依然としてわずか3.2秒差以内にひしめいており、ローブを追いながら抜け出すチャンスをうかがう。以下、5番手がオストベルグ、ソルドがMINI勢トップの総合6番手。
もうひとりのMINIワークスであるクリス・ミークは、SS10で水漏れにより戦線離脱、プライベーターとしてMINI JCW WRCを駆るアルミンド・アラウジョは総合11番手につけている。
なお、ベストタイムはデイ1でデイリタイアを喫したラトバラが3本連続で奪取した。
デイ2後半のSS12 Coiluna 2は、日本時間の21:39にスタートする。