WRCモンツァ:極寒のシェイクダウン、トップはヌービル。勝田は5番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCモンツァ:極寒のシェイクダウン、トップはヌービル。勝田は5番手

©HYUNDAI

12月3日(木)、WRC最終戦モンツァのシェイクダウンテストがスタート。ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムをマークし、2番手は同じくヒュンダイのオィット・タナック、3番手にはトヨタのセバスチャン・オジエという順位となっている。勝田貴元は5番手タイムを記録した。

シェイクダウンのステージはモンツァサーキットの本コースと狭い取り付け道路を組み合わせた4.64km。折からの降雪でサーキットのグリーン部分にはうっすらと雪が乗っている。気温はセッションのスタート時点ではマイナス1度。霧も出ており、路面は湿っている。コースの一部はグラベルとなっており、ドライバーたちはタイヤのグリップを探りながら、マシンの感触を確かめた。

チャンピオン争いに挑むエルフィン・エバンスは、1回目の走行において本コース上に設けられた速度低下用のシケインを通過する際スピン。勝田貴元もグラベルセクションでスピンを喫するなど、非常に滑りやすいコンディションでのセッションとなった。

多くのドライバーが3回から4回走行を実施。ヌービルは最初の走行で3分8秒7というタイムをマークし、それがそのままセッションのトップタイムとなった。タナック、オジエに続く4番手はトヨタのカッレ・ロバンペラ、ロバンペラの0.4秒背後に勝田という順になっている。

競技は3日(木)にSS1(4.33km)が行われる。SS1のスタート時刻は日本時間3日の22時08分。

WRCモンツァ シェイクダウン暫定結果
1. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)1/4 3:08.7
2. O.タナック(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +2.1
3. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)3/3 +2.8
4. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)2/3 +3.7
5. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)2/3 +4.1
6. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)3/4 +4.3
7. 0-C.ベイビー(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +4.4
8. D.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +6.3
9. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)2/4 +6.5
10. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC)2/3 +6.7
11. E.ラッピ(フォード・フィエスタWRC)3/4 +7.0
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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