WRCモンツァ:オジエ「ボーナスの2021年が今から楽しみ」デイ4コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCモンツァ:オジエ「ボーナスの2021年が今から楽しみ」デイ4コメント集

©Red Bull

ラリーモンツァ、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。激動の1年を象徴するかのように波乱の連続となった、今季最終戦の最終日。シーズンを通してタイトルを争ったチームメイトのドラマで一気に7度目のタイトルを引き寄せたオジエは、キャリア最終シーズンに向けての意欲を明かした。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■セバスチャン・オジエ/総合優勝(=)
「自分たちにとって、いい日であることは間違いない。信じられないほどチャレンジングな週末だった。最後のステージは、とにかく乗り切ってミスをしないことだけを心がけた。今回は、勝つ以外に選択肢はなかった。ラリーの序盤はタイトだったが、自分たちのプランを維持しプッシュとプレッシャーをかけ続けた。エルフィンに起きたことは、自分たちのタイトルチャンスにとって大きな影響を与えた。同時に、彼も本当に見事なシーズンを送ったと思っている。チームはマニュファクチャラーズタイトルを獲ってもおかしくない働きをしたと感じている。3人のドライバーが一丸となって戦い、本当に激戦になった。でも、この7度目のタイトルは、チームにとっても大きな成果であり、彼らなしでは成し遂げることはできなかった。だから、みんなに感謝したい。自分のキャリアの“ボーナス”となる2021年が、今から楽しみだ」

■カッレ・ロバンペラ/総合5位(=)

Kalle Rovanpera


「本当にトリッキーな週末だったし、今日はとにかく走り切るだけで精いっぱいだった。パワーステージは、めちゃめちゃ慎重になった。グラベルセクションはすごくラフだったし、最後まで走り切ってラリーをフィニッシュできてよかった。自分にとって初めてのWRカーでのシーズンは、かなりいい内容になった。自分もかなりうまくできたと思う。不運があったラリーもあったが、ラリーでは当たり前のこと。いい週末もあったしね。一番大切なのは、シーズンを通してかなり一貫性を保てたことと、自分たちが速くなれることも証明できたこと。チームには心から感謝しているし、セブとジュリアンを祝福したい」

■エルフィン・エバンス/総合29位(↑)
「昨日に続いて、今日も難しい1日になった。パワーステージを目標にしてペースもかなりよかったが、残念ながら極めて厳しいコンディションの中でマシンが2回、ストールしてしまった。それでも、選手権でセブの後ろに続けるためのポイントは獲得した。セブとジュリアンを祝福したい。シーズンを2位で終えることは自分の願っていた終わり方ではないが、それでも悪くない結果だし、これまでのシーズンから一歩進むことができた。トヨタでの初シーズンを心から楽しめたし、チームのこのモチベーションがあれば、さらに上を目指して来年はもっといい順位につけられると確信している」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■オィット・タナック/総合2位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH


「今日、最優先したのは、ダニと一緒にラリーをフィニッシュして、ヒュンダイにマニュファクチャラーズタイトルをもたらすことだった。スタートから本当に難しいラリーだった。複雑なコンディションに耐えなくてはならなかったし、今日の午前のステージもトリッキーでラフだった。過酷だったが、チームのために目標は果たせたし、今晩祝福できる成果だ」

■ダニ・ソルド/総合3位(↓)

Hyundai Motorsport GmbH


「この週末のターゲットは、マニュファクチャラーズタイトルを獲得するために必要なリザルトを収めることだった。信じられないほどトリッキーなイベントだったが、今回もダブルポディウムを飾ることができた。自分としては、2位か3位かは重要ではなかった。チームのために揃ってリザルトを収めることだけが必要だったし、それを果たすことができた。熾烈な戦いの末の結果。今回のモンツァだけでなく、モンテカルロからすべてのイベントがそうだった。チームは常にプッシュを続けた。いまはみんなで、2度目のタイトルを祝いたい」

■ティエリー・ヌービル

Hyundai Motorsport GmbH


「本当に特別なシーズンだった。世界中が危機に見舞われて、こんな選手権になるとは1年の始めには誰も予想していなかったが、自分たちは2度目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得するというゴールにたどりついた。この結果は、ヒュンダイ・モータースポーツのみんなが果たした偉業。そのチームの一員であることがうれしい。モンツァでは金曜日にリタイアしてしまい、自分としては計画どおりには進まなかったが、最終的にタイトルは決まった。これまで必死にがんばってくれたチームのメンバー、ひとりひとりに感謝したい。今は、みんなでお祝いしよう!」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■エサペッカ・ラッピ/総合4位(=)

Esapekka Lappi


「自分たちとしてはいい週末だったし、パフォーマンスには満足していいと思う。またターマックを走れてよかったし、このトリッキーなコンディションの中でコンペティティブに戦えることが分かったこともよかった。常にいい流れを作れてはいなかったしアンラッキーもあったが、自分のドライビングにはハッピーだし、トップ争いができる力があることを示せた。1年を通して支えてくれたみんなに、心から感謝したい。そしてこの難しい状況の中で、ラリーを続けてシーズンを成立させられるように努力してくれたFIA、WRCプロモーター、各イベントの主催者たちにも感謝したいと思う」



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