週末にかけてフランスで実施されていたトヨタの2021年モンテカルロ向けのテスト。13日の日曜日には勝田貴元がヤリスWRCのステアリングを握った。
前日までのテストでワークスドライバー3人が試したフロントフェンダーは装着されていない模様だが、フォード・フィエスタR5以来となるピレリタイヤの感触を確かめ、モンテカルロに向けた準備を着々と進めている。現状、勝田の2021年活動計画は発表されていないものの、モンテカルロへの参戦はほぼ確定とみていいだろう。
2021年ラリーモンテカルロのエントリー締切は、9月発行のラリーガイド1では12月18日(金)までとされている。
今回のテストのベースはアルプ・ド・オートプロバンス県(04)とオートザルプ県(05)に設置。ラリーモンテカルロ本番と近いコンディションを求め、8日(火)と9日(水)はフイユーズ、10日(木)はバシャセット峠、11日(金)はレシャセ峠、12日(土)と13日(日)はバルベルがテストのベースとなった。