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WRCスウェーデンの代替としてアークティック・ラップランドラリーを規模拡大・日程移動し開催調整へ

©Jarno Saari

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催中止を発表したWRCラリースウェーデンの代替イベントとして、フィンランドで新たにウインターラリーがWRCとして開催される見込みとなってきた。

フィンランドラリー選手権開幕戦としてロバニエミを拠点に開催されているアークティック・ラップランドラリーの規模を拡大し、『アークティック・サークル』として開催される。現状、アークティック・ラップランドラリーは1月14〜16日に予定されているが、関係筋によればラリースウェーデンが予定していた2月11〜14日に開催されることになりそうだ。

2020年のアークティック・ラップランドラリーでは、カッレ・ロバンペラがトヨタ・ヤリスWRCでの実戦デビューを飾り、総合優勝を果たしている(写真)。

また、スウェーデンが開催中止になったことで、2021年WRC開幕戦として1月24〜26日に開催を予定しているラリーモンテカルロも新型コロナウイルスの影響を受けるのではないかという懸念が高まるなか、ラリーモンテカルロの主催者は、開催地のフランスが20時の門限を導入したことを受けルートやアイティナリーの大幅変更を行っている模様だ。
(Graham Lister)



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