WRC開催のアークティック、ダニエル・バリットは「スノーラリーとしてのコンディションは完璧」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRC開催のアークティック、ダニエル・バリットは「スノーラリーとしてのコンディションは完璧」

©AKK / Taneli Niinimaki

WRCラリースウェーデンの代替として、WRCのフルウインターラリーを開催することになったフィンランドのアークティックラリー・フィンランド。基本的には、今週末に開催されるフィンランドラリー選手権開幕戦アークティック・ラップランドラリーを微調整する形となる。

現在、トヨタのWRCチャレンジプログラムの育成ドライバー、勝田貴元のコ・ドライバーを務めるダニエル・バリットは2016年、勝田と組んでトミ・マキネン・レーシングからスバルWRX STIでアークティック・ラップランドラリーに参戦している。

「この時は、かなり序盤の方でリタイアとなってしまったが、ステージは氷の地盤がとてもよく、グラベルが露出してくることはあまりなかったし、速度域も高かった」とバリットはラリーの特徴を語る。
「常にマイナス20度という寒冷地だから、コンディションは完璧。かなり北限に近いので、1日のほとんどが暗く、日照時間は4時間くらいしかない。通常、ラリーは軍事施設を使用するので場所はオープン。ラリースウェーデンのような木の深い森という感じではなかった」

勝田自身は2017年、2018年もアークティック・ラップランドラリーにマルコ・サルミネンと組んでフォード・フィエスタR5参戦している。
(Graham Lister)



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