JWRCが全5戦のカレンダーを発表、4月のクロアチアで開幕 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

JWRCが全5戦のカレンダーを発表、4月のクロアチアで開幕

©M-SPORT

ジュニアWRCは、全5戦による2021年の開催カレンダーを発表した。4月22〜25日のラリークロアチア(ターマック)で開幕する。

2021年のJWRCは、Mスポーツ・ポーランドが製作するフォード・フィエスタ・ラリー4とピレリタイヤのワンメイクシリーズで、構成イベントの路面もミックスされている。また今年は、JWRC創設20年の節目。この20年間で、初代王者セバスチャン・ローブを筆頭とするJWRC出身ドライバーの戦績は、WRCタイトルを16回獲得、WRC通算172勝、ポディウム通算415回登壇をマークしている。

2021年は、ベスト4戦のリザルトポイントとステージウインポイントがカウントされる。シーズン最終戦においては、今季も最終戦まで最低3戦に参戦したドライバーを対象にダブルポイントシステムが継続され、タイトルの行方は最後の最後まで予想がつかない展開となりそうだ。

JWRCチームのディレクター、マチェク・ボダは「2021年のJWRCが、うまくミックスされたイベントで構成されたのはすばらしいことだ」とコメント。
「この5戦では様々なスキルが求められるが、参戦ドライバーの腕を試し、才能を見い出すためにはとても重要なこと。2戦として同じようなイベントがないという、非常に期待の高まるカレンダーになっており、タイトル争いも激戦となるだろう。

我々はFIA、WRCプロモーターと、クルーたちがプリペアする時間を十分にとれるよう、2020年の最終戦から相応の期間を確保しつつ、シーズン中も各イベント間の期間を均等に設けるよう、必死に取り組んできた。通常JWRCは、翌シーズンに向けてのプラン確定に向けての時間を確保するため9月か10月に終了する。参戦に興味を持つクルーから話を聞き、さらに2020年の最終戦が遅かったことから、2021年は参戦を検討するクルーのためにプランを立てる時間を作ることができるようなカレンダー構成とした」

2021年JWRCカレンダー
第1戦 ラリークロアチア(ターマック) 4月22〜25日
第2戦 ラリーポルトガル(グラベル) 5月20〜23日
第3戦 ラリーエストニア(グラベル) 7月15〜18日
第4戦 イープル・ラリーベルギー(ターマック) 8月13〜15日
第5戦 ラリースペイン(ターマック) 10月14〜17日



RALLY CARS