オリバー・ソルベルグのi20 R5初実戦をヒュンダイが報告 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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オリバー・ソルベルグのi20 R5初実戦をヒュンダイが報告

©Hyundai Motorsport GmbH

ヒュンダイ・モータースポーツのカスタマー部門は、今季からi20 R5での参戦を始めたオリバー・ソルベルグの活躍を称賛している。

1月14〜16日に開催されたフィンランドラリー選手権開幕戦アークティック・ラップランドラリーでは、3台のi20 R5が登場。今季はヒュンダイ・モータースポーツからWRC2に挑むオリバー・ソルベルグにとって、i20 R5での初実戦となった。WRC2でチームメイトとなるオーレ・クリスチャン・ベイビーも、WRC開幕戦に先駆けてエントリー。また、ヒュンダイ・フィンランドがサポートするリク・ターコは今季、i20 R5でフィンランド選手権にフル参戦するプログラムを組んでいる。

序盤はベイビーが好ペースを見せたが、徐々にマシンとコンディションをつかみ始めたソルベルグが追い上げを見せて順位をアップ。2日目には4SSすべてをR5勢トップのタイムで揃える見事なパフォーマンスを披露。SS8は、WRカーを抑えて総合でもトップのタイムをマーク。最終的に総合3位でのフィニッシュを果たした。

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一方、ターコはマシンに慣れながら、初日の夜にはセッティング変更も敢行。トップ10圏外からスタートした最終日に追い上げで総合9位でのフィニッシュを果たし、国内選手権部門では5位に食い込んでポイントを獲得した。

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ソルベルグは、翌週にはWRC開幕戦ラリーモンテカルロ(1月21〜24日)で、i20 R5で初めてのWRC2部門に参戦。ターマック、スノー、アイスがミックスされる難しいコンディションのなか、RC2勢トップタイムを連発したほか、SS11、SS12では総合でもトップ5タイムをたたき出した。これで、WRC2部門でポディウム圏内、総合でもトップ10入りが見えてきたが、最終ステージでコーナーでのブレーキがわずかに遅れてスライドオフ。コースに戻ることができず、残念ながらリタイアを喫し、パフォーマンスをリザルトにつなげることができなかった。

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ヒュンダイ・モータースポーツでカスタマーレーシング部門のオペレーションリーダーを務めるアンドリュー・ジョーンズは「2021年は、忙しいシーズンになりそうだと期待が高まっている」とコメント。
「今年に入ってまだ数週間しか経っていないが、すでにチームやドライバーからは好結果の報告が届いている。i20 R5での参戦を始めたばかりのドライバーも多い中でのこの結果は、素晴らしい。オリバーはすでに、フィンランドとモンテカルロで見事なペースを見せてくれている」



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