いよいよ開幕を迎えた2011年アジア・パシフィックラリー選手権。開幕戦マレーシアから、スタート前の各選手の意気込みを伝えるビデオがYouTubeにアップされている。
以下はコメント要約
2010年APRCチャンピオン
チームMRF 田口勝彦
「マレーシアはシーズンの中でも最もタフなイベント。毎日のように午後になるとスリッパリーになるし。開幕戦なので、とても重要なイベントだ」
チームMRF ガウラブ・ギル
「去年の締めくくりは、あまりほめられた内容ではなかったけれど、ラリーではあんなこともある。去年は、ほとんどのラリーでかなりいい位置につけることができた。今季はいいシーズンになると思う。マシンには改良を加えたので速さが増すと思うし、テストも順調なので、完璧なはず。いいスタートにしたいね」
プロトンR3マレーシア クリス・アトキンソン
「去年は全体としてはいいシーズンだった。特にチャイナでは1-2フィニッシュを決めることができて、チームにとってもいい結果だった。もちろん、同じリザルトをまた狙っていきたい。プロトンの母国でのイベントでもあるしね。チームのマシン開発はいいかたちで進んでいるので、チャンスはかなりあると思うよ」
プロトンR3マレーシア アリスター・マクレー
「昨年と同じようなコースで行なったテストでは、去年より速かった。でもそれまでのテストで、そうなるだろうと分かっていた。サスペンションの動きはよく、フィーリングもいい」
ペルタミナ・クスコレーシング リファット・スングカール
「正直な話、このマシンは最高! テストのコースは去年とほとんど同じコンディション。去年はもちろん自分のマシンで走ったんだけれど、去年よりも3kmで9秒も速かった!つまり1kmで3秒ってことだよ。これでやる気は盛り上がるし、リザルトにもつながってほしい。とてもうれしいよ。シェイクダウンのタイムもよかった。明日からスタートだけれど、全開で行くよ」
サウイーストモータークムホ マーク・ヒギンズ
「ここまでは、やれやれだね。テストではやりたいことが山ほどあったんだけど、コンテナが通関したのは昨日の、たぶん夜中。そのままシェイクダウンがやっとだ。でも、この場にいることができてうれしいよ。素晴らしいシリーズだしね。面白くなるはずだ」