ルノー・クリオ・ラリー4が、今季のERCにフル参戦することになりそうだ。
ルノー・クリオ・ラリー4は4月前のFIA公認取得を目指し準備が進められている。このマシンでERC3ジュニアに参戦するのは、ノルウェーで「2020年タレント・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた新鋭、オーラ・ノーレ。コ・ドライバーは、オリバー・ソルベルグのコ・ドライバーを務めた経験もあるベロニカ・エンガンが務める。チームはトルコを拠点とするトク・スポーツWRT。
ノーレは現在20歳。今月末に開催されるWRC第2戦アークティック・ラリーフィンランド(2月26〜28日)では、主催者の承認が得られれば、コースカーとしてノーレがクリオ・ラリー4を初めてドライブする計画だという。
トク・スポーツは2020年12月、アンドレアス・ミケルセンが同チームからシュコダ・ファビア・ラリー2 EVOでERCにフル参戦することを発表している。また、2021年のERCでは「手ぶらで参戦」スタイルのクリオ・トロフィーをシーズン5戦で展開することも発表済みだ。
(Graham Lister)