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フィエスタ・ラリー3が実戦デビュー、ポテンシャルに期待集まる

©Taneli Niinimäki / AKK

FIAの新しいラリーカテゴリー、ラリー3は、多くの参戦者に4WDマシンでラリーに参戦しやすい環境を提供することを目指しており、今季はピレリタイヤとの組み合わせで、ERCジュニアの標準マシンとなる。

そのラリー3マシンで参戦した最初のドライバーとして歴史に名を刻んだのは、ケン・トーン。トーンは、3月6日にフィンランドで開催されたSM OKオートラリーで、Mスポーツ・ポーランドが製作したフォード・フィエスタ・ラリー3の実戦デビューを飾り、コ・ドライバーのティモ・タニエルとともに総合11位でフィニッシュを果たした。好リザルトに加えて、トーンはステージでも注目に値するパフォーマンスを連発し、フィエスタ・ラリー3と、ラリー3カテゴリーそのもののペースとポテンシャルを見せ付けた。特に、14.37kmのSS4では、ラリー2マシンにわずか18秒差と好タイムをマークしている。

「ラリー自体は厳しかった」とトーンは自身のFacebookにコメントを寄せている。
「最終ステージは雪が激しくなり、少なくとも5〜10cmの積雪があり、走行はかなり難しかった。SS5ではスピンでタイムをロスしたが、最終的にいい形でフィニッシュできたので、チームもパフォーマンスには満足してくれているようだ」

このラリーではミッコ・ヘイッキラ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が優勝を飾り、ユハ・サロ(ファビア・ラリー2 Evo)、リク・ターコ(ヒュンダイi20 R5)が続いた。
(Graham Lister)

Taneli Niinimäki / AKK



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