2017年のWRC復帰を目指してヤリスWRCの開発を続けるドイツ拠点のトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)。長くモータースポーツ活動を牽引してきた木下美明社長(写真)に代わり、4月1日付けで佐藤俊男氏が社長に就任する人事異動を行った。
昨年はタイトルも獲得した世界耐久選手権(WEC)の長期プログラムを固め、WRCへの復帰も決まったことから、TMGでの木下社長の使命は完了。4月12日にシルバーストンでのWEC開幕戦終了後に、日本へ帰国する。
「個人的にはTMGやモータースポーツ活動から離れるのは悲しいが、非常に近い位置でレースを観ていくし、できる時はいつでもチームをサポートしていく」と木下氏。