ヌービル、R5で参戦したイタリアのイルチョッコラリーで優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

ヌービル、R5で参戦したイタリアのイルチョッコラリーで優勝

©HYUNDAI

イタリアラリー開幕戦ラリーイルチョッコ・エ・バレ・デル・セルキオ(ターマック)が3月12〜13日に開催され、ヒュンダイi20 R5で参戦したティエリー・ヌービルが、6SSでステージウインを獲得する圧倒的な強さを見せて優勝を飾った。

このイベントには、i20 R5が5台エントリーしており、設定された10SS中、8本でヒュンダイ勢がトップタイムをマーク。WRC第3戦クロアチアラリーの準備として参戦したヌービルは、22.7秒差をつけて優勝を飾った。WRCでのヌービルのチームメイト、クレイグ・ブリーンはリタイアを喫してしまったが、ステージウインを2本獲得している。

また、2020年のイタリアチャンピオン、アンドレア・クルニョーラは、このイベントで初めてi20 R5で参戦。今季はヒュンダイ・イタリアがサポートするヒュンダイ・ラリーチーム・イタリアから参戦し、SS2まではトップ5に食い込んでいたが、メカニカルトラブルによりタイムロス。サービスで修復した後に順位を挽回し、セカンドベスト、サードベストタイムを連発して、トップ10圏内でのフィニッシュを果たした。

HYUNDAI

フィンランドでは、フィンランドラリー選手権OKオートラリーが3月5〜6日に開催され、i20 R5で2回目の参戦に臨んだリク・ターコが、このマシンでの初ポディウムフィニッシュを飾った。ヒュンダイ・フィンランドのサポートを受けるターコは、フィンランドの国内戦では今季2戦目となるスノー&アイスのラリーを通して安定したパフォーマンスを披露。2ステージを残した時点で3番手にまで浮上した。2位も視野に入ってきた中、最終2本目ではその差を10秒以上縮めるなど猛追を見せたが、6.6秒差を残した。それでも、フィンランド選手権では自己ベストタイのリザルトでポディウムフィニッシュを果たした。

HYUNDAI



RALLY PLUS