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WRCクロアチアはスニネンがフィエスタ・ラリー2、フルモーがフィエスタWRCで参戦

©M-SPORT

今季WRCの次戦となる第3戦クロアチアラリー(ターマック、4月22〜25日)、Mスポーツ・フォードのテーム・スニネンはWRC2部門からの参戦となる。

クロアチアの首都ザグレブを拠点に同国で初めて開催されるWRCでは、スニネンはMスポーツ・フォード・ワールドラリーチームが走らせるフォード・フィエスタWRCのシートをアドリアン・フルモーに譲る形となり、スニネンは代替プランを模索していた。

しかし、Mスポーツ自体がスニネンに救済の手を差し伸べ、結果的にフルモーが使用していたフィエスタ・ラリー2 MkIIをドライブすることになった。
「自分がクロアチアに参戦する方法を見つけてくれたチームには、心から感謝したい」とスニネン。
「クロアチアは今年の初めの段階では自分の参戦プランには入っていなかったイベントだが、マシンに乗る機会は多い方がいい。WRC2部門はいま、本当にコンペティティブ。このスペックのマシンをドライブするのは久しぶりだが、新しいステージを体験したり、センターデフのないマシンにまた乗るのはいい経験になると思う。2022年に向けてのテストも数カ月のうちに必要になってくると思うし、自分はそれに向けての準備もできている」

スニネンが最後にラリー2マシンで参戦したのは2020年8月に開催されたサウスエストニアラリーで、この時はクラス6位でフィニッシュしている。クロアチアラリーでは、スウェーデンのトム・クリステンソンもMスポーツからWRC2部門に参戦する。またフィエスタWRCで参戦するガス・グリーンスミスは、このWRCクロアチアからコ・ドライバーにクリス・パターソンを迎える。
(Graham Lister)



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