アレクセイ・ルキヤナク、アップグレード版C3ラリー2で、ERCタイトル3冠を目指す – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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アレクセイ・ルキヤナク、アップグレード版C3ラリー2で、ERCタイトル3冠を目指す

©ERC / Jorge Cunha / DPPI

2020年のERCチャンピオン、アレクセイ・ルキヤナクは、シリーズ史上4人目となる3度目のタイトル獲得を目指す。ルキヤナクは、2018年に初めてERCタイトルを獲得しているが、2019年は最終戦ハンガリーで激戦を展開した末に最終ステージで痛恨のパンクを喫し、クリス・イングラムにタイトルを譲っていた。

過去、ERCで3回ドライバーズタイトルを獲得した経験があるのは、カエタン・カエタノビッチ、ルカ・ロセッティ、ソビエスラブ・ザサダのみ。今季、シトロエンのワークスドライバーとしてフランスのサンロック・レーシングとの契約を更新したロシアのルキヤナクは、この3人に続いて歴史に名を刻むべく2021シーズンを戦う構えだ。

「エキサイティングなシーズンになるはずだ」と語るルキヤナクは、ロシアのサンクトペテルブルグ在住の40歳。
「とても強いドライバーたちとの非常に激しい戦いになると考えている」

昨年11月のラリーイズラズ・カナリアスで再結成したコ・ドライバー、アレクセイ・アルナウトフが2021年を通してルキヤナクのパートナーを務める。

「また戦いの舞台に戻ることができてうれしいよ」と語るアルナウトフは現在43歳。
「チームの一員としてラリーに参加できるのはいいものだし、特にほとんどのラリーが景観豊かな場所で行われる。シーズンを通してフル参戦するのは自分にとって簡単なことではないが、戦いに絡んでいけると思っているし、うまく立ち振る舞えるか楽しみだね」

2021年のERC、ルキヤナクは初めてアップグレード版のシトロエンC3ラリー2で参戦する。このマシンは、2020年にルキヤナクが使用していたC3 R5を強化したバージョンだ。

「テストをしてどんな部分が素晴らしく変化しているか、オールラウンドのマシンかを確認した。シトロエンが開発を続けてくれていて、とてもうれしよ」とルキヤナク。
「エンジニアと一緒にステップアップできる部分を話し合った。それが実際に反映されるのが楽しみだ」
(Graham Lister)



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