スバル・モータースポーツUSAはこの週末、米国ワシントン州で開催されているアメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)第3戦オリンパスラリー(グラベル)に挑む。
このラリーには、フーニガン・レーシング・ディビジョンから参戦するケン・ブロックが2009年以来となるスバルWRX STIで参戦することが発表されており、スバル・モータースポーツUSAから参戦するトラビス・パストラーナ、ブランドン・セメナックと同じマシンでの対決が実現する。
前戦100エーカーウッドでは、シュコダ・ファビアでプライベート参戦して2位に入ったブロックは、バーモント・スポーツカーがプリペアしたWRX STIをドライブ。今季のARAはこのままWRX STIでの参戦となり、パストラーナ、セメナックとドライバーズ選手権を争う。現在、3人はドライバーズ選手権ではそれぞれ首位、2番手、4番手につけているが、さらに、3番手につけるバリー・マッケンナもマシンをフォード・フィエスタWRCに戻すことから、大きな石が散乱する固く締まった路面のグラベルステージでの激戦が予想される。
トラビス・パストラーナ
「オリンパスラリーは世界で最も素晴らしいステージのひとつだが、自分にとってはペースをつかむのに苦戦してきたラリーでもある。リアノン(ゲルソミーノ、コ・ドライバー)とともに必死にプッシュして3度目の優勝を飾りたいが、バリーやブランドンにとっても大変なラリーになるだろうね。ケン・ブロックが同じマシンで参戦してくることもワクワクしているが、試練でもある」
ブランドン・セメナック
「オリンパスラリーは、シーズンで最もチャレンジングなイベントで、ステージもこれまで以上に長くなっているね! このイベントがどんなにタフになろうと、自分は準備ができているが、オリンパスの最高の道を楽しみにもしているよ」