オリバー・ソルベルグ、第5戦イタリアには再びi20クーペWRCで参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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オリバー・ソルベルグ、第5戦イタリアには再びi20クーペWRCで参戦

©WRC PROMOTER

オリバー・ソルベルグが、6月3〜6日にイタリアで開催されるWRC第5戦ラリーイタリア・サルディニアにヒュンダイi20クーペWRCで参戦することが決まった。ソルベルグにとってWRカーでのWRC参戦はこれが2度目、グラベルラリーでは初めてとなる。

現在19歳、新進気鋭の若手として期待されるソルベルグは、2月のWRCアークティック・ラリーフィンランドでヒュンダイ2CコンペティションからWRカーデビューを果たし、見事な走りを披露。最終パワーステージでスピンを喫し順位を落としたが、それでも総合7位でのフィニッシュを果たしている。

ラップランドでのWRカーデビューから3カ月、ソルベルグは雪と氷に囲まれたウインターラリーから、イタリア・サルディニア島の陽光照りつけるダスティな路面という、まったく異なるコンディションで再びWRカーでの参戦に臨む。

「グラベルではちょっと感じが違うと思う」と語るソルベルグ。
「でも、ルーズ路面のセッティングは、まったく違うというわけでもない。自分の目標は、アークティックと同じ。できる限りの経験を積むことだ。このマシンをまたドライブできるのは素晴らしい機会なので、実現させてくれたアンドレア(アダモ、ヒュンダイ・モータースポーツチーム代表)とアラン(ペナス、チームマネージャー)に心から感謝している。そして、もちろんマシンを使わせてくれる2C(コンペティション)にもね」

Oliver Solberg

ソルベルグは昨年10月のWRCサルディニアにも参戦しているが、この時はシュコダ・ファビア・ラリー2 EvoでWRC3部門に参戦。土曜日の最終ステージまで部門首位に立っていたが、ブレーキミスを喫し、部門6位でフィニッシュとなった。

「i20クーペWRCにまた乗れるなんて、最高だよ」とソルベルグ。
「アークティックは、もうずいぶん前の話のような気分。あのラリーが終わってマシンから降りてから、早くまたあのマシンに戻りたくてたまらなかったよ! サルディニアはトリッキーなイベントであることは承知している。昨年のこともあったからね。いい点は、自分がある程度はこのイベントの知識を持っていること。新しいステージもあるし、何人かはすでにそのステージも走っているかもしれないが、自分もアイデアを持っている。それに、アークティックでドライブしたことで、このマシンがどのようなものかもよく分かったしね」

サルディニアに挑む前、ソルベルグは5月20〜23日に開催されるWRC第4戦ラリーポルトガルにヒュンダイi20 R5で参戦する。ソルベルグにとって、ポルトガルのグラベルステージを走行するのは、これが初めてとなる。



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