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全日本ラリー丹後:スバルの鎌田卓麻、復帰戦に意気込み

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5月22日〜23日にかけて開催される、全日本ラリー選手権第5戦ラリー丹後。今大会から、第2戦新城でのクラッシュの影響で背骨を骨折していた鎌田卓麻/松本優一が戦線に復帰した。

「クラッシュでは皆さんに大変ご心配をおかけしましたが、無事に戻ってくることができました。たくさんの人に助けていただき、復帰できて良かったです。このラリーは昨年も優勝していますし、得意なラリーなので、復帰戦といえども全力を尽くしてポディウムに上がりたいと思います。体調自体はまだまだ元どおりというわけにはいきませんが、ドライビングに支障はありません」とコメント。

鎌田はすでに競技には復帰しており、全日本ダートトライアル第3戦ではJD1クラス3位表彰台を獲得するなど、ドライビングに対する不安要素はなさそうだ。今回のラリーについては次のように語っている。
「昨晩、結構な量の雨が降ったみたいですね。それがどこまで乾くか次第ですが……どんどんドライになっていくと思うので、ドライセッティングで対応しながらの勝負になっていくのではないかなと。さっきまでウエット用のセットアップで行こうと思っていましたが、雨が止んで急に乾き出しているので、このまま降らずドライで走れればいいなと思っています」

路面コンディションが難しくなりそうだという点は、同じくJN1クラスに参戦する新井敏弘や奴田原文雄も指摘する部分だ。
「道が水たまりだらけですごい。明日はそれがどうなるかだな。ホントはドライの方がいいけどね……。クルマは前回の唐津よりは多少良くなったと思うよ。目標は優勝」と新井。

奴田原も「雨が結構すごかったから、それがどれだけ残るかだね。天候はもちそうだけど、路面が濡れているところは残りそう。天気が良くなっても山から染み出してくるんじゃないかな」と印象を語る。クルマはまだパーツがないので、唐津からなにも進化していないです。ブレーキキャリパーにエンドレスを入れたくらいかな。もう少しなにか進歩していきたいけど、モノがないからまだ先が見えない感じだね。軽量化についても、これ以上やると最低重量を割っちゃうほど。元々が十分軽いから」とのこと。懸念点はウエットでのテストを実施できていない点だとコメントしている。

また、スバルWRX STIでエントリーしていた新井大輝は、WRCクロアチアで負ったケガの療養のために欠場を余儀なくされている。



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