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【速報】全日本ラリー丹後:後続を突き放した福永修がファビアR5でシーズン2連勝!

©Naoki Kobayashi

2020年シーズン全日本ラリー選手権権第5戦「RALLY丹後2021」の最終日が、5月23日(日曜日)に6カ所のスペシャルステージを舞台に開催。初日首位の福永修/齊田美早子(シュコダ・ファビアR5)が、勝田範彦/木村裕介(トヨタGRヤリス)に30.2秒差をつけて、シーズン2連勝を飾った。55.5秒差の3位には柳澤宏至/保井隆宏(シュコダ)が入っている。

初日を首位で折り返した福永は、この日のオープニングSS7でベストタイムを刻むと、SS8とSS11でもベストを記録し、2位以下を大きく突き放してみせる。終わってみれば、2位勝田との差を30秒2差にまで拡大して、余裕のトップフィニッシュ。前戦唐津に続くシーズン2連勝でJN1クラスランキング首位の座をがっちりとキープした。
「なんとか優勝できて良かったです。初日に良くなかったところも、ラリー中に少しずつ調整することができました。今回のラリーを終えて、だいぶファビアR5にも馴染んできましたね」と、福永は笑顔でラリーを振り返った。

トップの福永から14.5秒差の2番手で2日目をスタートした勝田だったが、前半セクションのSS7からSS9で福永の先行を許し、逆転優勝のプランは潰えてしまった。それでも、SS10では今回3度目となるベストを刻み、チーム移籍後初となる表彰台を手にしている。
「今回は福永選手がかなり速かったです。様子を見ながらクレバーに攻めていて、余裕を感じました。GRヤリスはクルマとして本当に良くなってきています。まだまだ伸びしろがあるので、次のモントレーに向けて、やるべきことをひとつひとつクリアにして挑みたいです」と、勝田は次戦にむけた意気込みを語った。

前日の最終サービスでギヤボックスを交換した奴田原文雄/東駿吾(トヨタ)がペナルティを受けて後退したことを受けて、柳澤が3番手に浮上。柳澤はSS9とSS12でベストタイムも記録し、2戦連続の表彰台フィニッシュを決めた。1分43秒2差の4位は奴田原、2分18秒8差の5位には復帰戦となった鎌田卓麻/松本優一(スバル WRX STI)、3分49秒6差の6位には眞貝知志/安藤裕一(トヨタ)が入っている。



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