WRCサルディニア:オジエ「重要なのは初日を3番手で終えられたこと」デイ1コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCサルディニア:オジエ「重要なのは初日を3番手で終えられたこと」デイ1コメント集

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRC第5戦サルディニアのデイ1終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。ここ数年、ヒュンダイ勢が優位に立っているサルディニアを選手権リーダーとして迎えたオジエは、先頭スタートでの砂利掻きを務めた初日を3番手で終え、大いに満足しているようだ。

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■オィット・タナック/総合首位

Hyundai Motorsport GmbH

「基本的に、悪い1日ではなかった。すべてかなりスムーズに進んだし、最初からマシンのフィーリングもよかった。いいリズムを保つことができたし自分自身、楽しかったと同時にプッシュもできた。ライバルの走行順を考えれば、ギャップを広げる絶好のチャンスだからね。最終ステージではタイヤが少し心配だったが、それ以外は思いどおりの内容になった。同時に、常に攻め続けてできる限り差を広げ続けなくてはならないということも示されたと思う。だから明日もプッシュを続けるよ」

■ダニ・ソルド/総合2位

Hyundai Motorsport GmbH

「初日を2番手で終えられてうれしい。全体としてポジティブな金曜日になった。午前のループでは少しトラブルがあったが、午後はコンペティティブに戦えた。最初のステージは、ペースノートが満足のいくものではなかった。自信を持てなかった場所もあったので、それでタイムもロスした。タイヤのマネージメントをしなくてはならず、無茶なプッシュはできなかった。ソフトではマシンが暴れたので、午後はハードコンパウンドを選んだら自信を感じられて、グリップも改善されてペースノートもよくなった。すべてが前進した。これまでの経験からステージの知識はあったので、これも自信につながった。まだ先は長いが、ラリーの出足としては満足している」

■ティエリー・ヌービル/総合5位

Hyundai Motorsport GmbH

「厳しい1日になった。最初のステージでは自信をつかむのに苦戦した。フィーリングがよくなかったので、1日を通して徐々に速さを高めていこうと決めた。マシンの変更をたくさん行い、セッティング面ではいい方向に進んだ。午前中はマシンが少し固めでトラクションを得られなかったが、午後はよくなった。残念ながら2回のパンクで、かなりのタイムロスにつながった。それがなければ、セバスチャンとも僅差になっていたと思う。これで土曜日の走行順が悪くなってしまったが、ラリーはまだ終わっていないし、明日はポジティブにも、トラブルフリーな展開にも変わるかもしれない」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■セバスチャン・オジエ/総合3位
「とてもいい1日だったし、自分たちの仕事に満足している。特に午前中は調子が良く、新しいステージ2本で差をつけることができたと思う。ジュリアン(イングラシア、コ・ドライバー)とレッキでいい仕事ができて、完成度の高いペースノートを作ることができたので、自信を感じプッシュすることができた。マシンにもとても満足している。ポルトガルの後、いい形でセッティングを変更することができた。午後は予想どおり少し厳しくなったが、最も重要なのは総合3番手で初日を終えられたこと。これで、明日の走行順もよくなる。首位との差は大きいが、今日はとてもいいパフォーマンスを発揮できたので、明日、自分たちがどこまでできるか楽しみ」

■エルフィン・エバンス/総合4位

Toyota Gazoo Racing WRT

「朝はまったくいい走りができなかった。マシンのフィーリングに苦戦した。ポルトガルの後、マシンにいくつも変更を行い改善を試みたが、以前ほどのレベルの自信を持つことができなかったので、いいリズムをつかむのが難しかった。午後は格段に状況がよくなり、マシンのフィーリングにもより満足できた。それでもタイムにはあまり満足していないが、少なくとも状況はいい方向に向かっているので、明日はさらに向上を目指したい」

■カッレ・ロバンペラ/SS4でデイリタイア

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前はとてもいい流れになった。マシンのフィーリングもよく、いいペースを取り戻すことができていた。それほどプッシュもしていなかったので、とても楽しく走れていた。その後、SS4でトラブルが起こり、ストップしなくてはならなかった。それまで順調だったので、このような形で1日が終わってしまったのは残念。それでも、チームがマシンを修理して明日は再スタートできると思うので、ラリーの残りでも同じようなフィーリングをつかみたい」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■ガス・グリーンスミス/SS8でデイリタイア
「正直、自分たちの走りにはかなりハッピーだった。序盤の数ステージはペースが上がらなかった。イベント前にサルディニアでテストをする機会がなかったので、10日前のポルトガルと同じセッティングを使ったからね。序盤は道のコンディションに対してサスペンションが柔らかすぎたので、コーナーを正確にクリアすることがあまりできず、それほどハードにはプッシュしたくなかった。リエゾンで少し調整したら、タイムを見ても分かるようにすべてが格段に良くなり上位とのペースにもグンと近付いたので、全体的にはすごくポジティブだった。ステージは信じられないほどラフ。ものすごくラフなところでは、ジャッキが壊れてしまったほど。マウントが壊れてエキゾーストの近くにオイルがこぼれたが、火がつく前に拭き取ることができたた。それ以外は最終ステージのスタートまではトラブルはなかったが、トランスミッションへの負担が大きすぎたようだ。トップ5も狙えていただけにとても残念。明日、再スタートしたら、全力で今日と同じペースを披露したい」

■テーム・スニネン/SS1でデイリタイア

M-SPORT

「ハンドブレーキを引いたらエンジンがストールして、それからコーナーを抜けるだけのパワーがなくなってしまったので、2mくらいワイドにスライドしてスタックしてしまった。マシンが熱くなり始めてセンサーのひとつが動かなくなってしまい、それ以上走れなくなってしまった。見た目ではミラーがひとつなくなってしまった程度なのでダメージは少ないが、悲しいことに今日は諦めざるを得なかった。フィエスタWRCのフィーリングは本当によかったし、ラリー1とラリー2との違いは本当に特別なもの。トップ5フィニッシュは絶対に可能だった。幸い、明日は再スタートできるので、高ポイントは望めそうにはないが、残りの2日間で本当のポテンシャルを見せ、このマシンがここのステージでどれだけ速いかを見せられると信じている」



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