FIA、2022年からのERCプロモーターにWRCプロモーターを任命 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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FIA、2022年からのERCプロモーターにWRCプロモーターを任命

©ERC / Jorge Cunha / DPPI

7月8日に行われたFIAのワールドモータースポーツカウンシルでは、地域ラリー選手権についても数々の承認が行われた。

ERCは、プロモーターとして2022年からWRCプロモーターが新たにノミネートされたことも承認された。ERCは長年、ユーロスポーツ・イベンツがプロモーターを務めてきたが、今回の決定は、FIAとユーロスポーツ・イベンツの間で建設的な話し合いが行われ、契約を1年残してユーロスポーツ・イベンツが現在の契約を終了させることに至った。

WRCとERCのプロモーターがひとつにまとまるという新しい構成により、FIAのラリーピラミッドがより強固なものになるとしている。この連携の一環として、WRCプロモーターはERCジュニアチャンピオンに贈られる賞金に関して、現在のレベルを維持することを保証するという。

WRCプロモーターは、ERCの知名度と商業的価値の向上を目指し、テレビ番組の制作やメディア権の管理および革新的なデジタルメディア戦略、ソーシャルメディアに重点を置いた開発を担当する。

FIA地域ラリー選手権では、紙の排出量と運営費の削減を継続することを目指し、電子ロードブックの使用が認められてきた。電子ロードブックを使用する場合は、特別規則書に明記することが必須となり、エントリーリストの発行までに準備されていなければならない。

ERCのドライバーや登録チームのテスト制限は、ラリーHQから半径300km以内のエリアに変更。これは、開催国の領土ではなく、島国や小国で開催されるラリーに最適化したもの。

アフリカ選手権では予選ステージを導入し、トップ5台が走行順を選択するシステムを導入。これは、遅い競技者が砂利掃除の役目を担うことを防ぎ、安全性を向上させることが目的としている。

また、FIA モータースポーツゲームスにおいては、2021年のラリー2、ラリー4、ヒストリックラリーカップの特別規則書が承認された。この競技が地域ラリー選手権のスポーティングレギュレーションをベースに、革新的なスーパーSSを設定し、各カップのトップ3にメダルを授与するというもの。



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