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WRCエストニア:SS1を終えてトヨタのロバンペラが首位。勝田は1.9秒差の15番手

©Red Bull

WRC第7戦エストニアは7月15日(木)のSS1を終えて、トヨタのカッレ・ロバンペラがベストタイムをマーク。0.1秒差の2番手にはヒュンダイのクレイグ・ブリーン、0.4秒差の3番手にはMスポーツ・フォードのテーム・スニネンが入った。

この日午前中に行われたシェイクダウンと夕方のセレモニアルスタートに続き、サービスパークに隣接した公園の中を走行するスーパーSS(SS1)が実施された。コースはフラットで見通しがいいが、テクニカルなコーナーが散在し滑りやすい路面となっている。SS距離が1.64kmと短いため、上位タイムは非常に接近したものとなり、WRC2のマシンもトップ10に食い込む結果となった。

HYUNDAI


勝田は結果的に1.9秒差の15番手となったが、走行時には暫定トップのオィット・タナックから1秒差の4番手タイムでフィニッシュ。ヘアピンコーナーのアウト側にリヤタイヤをこぼしかけるシーンもあったがSS後インタビューには笑顔で「明日からのステージが楽しみ」と応えた。

ラリーは16日(金)から本格的なグラベルステージが幕を開ける。競技2日目はSS2〜SS9の8SS、SS距離128.24km。タルトゥ南部のエリアを中心に、4SSを2回走行する構成となっている。オープニングのSS2は日本時間16日の15時40分スタート。

M-SPORT


WRCエストニア SS1後暫定結果
1. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 1:42.8
2. C.ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC) +0.1
3. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +0.4
4. J.フッツネン(ヒュンダイi20 R5) +0.6
5. M.オストベルグ(シトロエンC3ラリー2) +0.6
6. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) +0.6
7. A.ルキヤナク(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +0.6
8. O.タナック(ヒュンダイi20クーペWRC) +0.9
9. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +0.9
10. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) +1.2
15. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC) +1.9
19. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) +3.2
21. P.ルーベ(ヒュンダイi20クーペWRC) +3.3



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