ラトバラ、フィエスタのテストでクラッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ラトバラ、フィエスタのテストでクラッシュ

 

 フォードは、1月28〜29日にフィンランドのロバニエミで開催されるアークティック・ラップランドラリーへの参戦を見送ることとなった。当初はWRC開幕戦スウェーデンに向けた、フィエスタRS WRCのテスト参戦として計画されており、ミッコ・ヒルボネンとヤリ‐マティ・ラトバラのふたりが出場する予定だった。

 しかし、先週末にスウェーデンで行なわれていた事前テストにおいて、ラトバラは約150km/hでクラッシュ。コ・ドライバーのミカ・アンティラともども無傷ではあるが、マシンは大規模な修復作業が必要な状態になってしまった。これにより、チームはアークティックラリーへの出場を見合わせるほかなくなってしまった。

 マシンはアークティックラリーで使用する予定のものだったが、修復しラリーに出場するとなると、テストプログラムを十分に消化できない。そのためラリーへの参加を断念し、スウェーデンに照準を合わせたテストを継続する決定を下したようだ。

「テストを続ける前に、マシンを修理しなけりゃならない。残念ながらアークティックラリーには出場できないが、テストプログラムは消化できるだろう。フィエスタで登場するミッコとヤリ‐マティを楽しみに待ってくれていたファンには本当に申し訳ないと思っているよ」と、チームの代表を務めるマルコム・ウィルソン。

ラトバラの説明によると、アクシデントは6速で通過するクレストで発生した。
「僕のミスだ。スノーバンクを使ってスピードを落とそうとしたけど、雪壁を突き破り、木にぶつかって、横転してしまった。それでも、僕らは無傷だったし、マシンは修理すればテストを再開できる。耐衝撃性の高さは証明できたね」

 WRC開幕戦スウェーデンは2月10日にスタートする。



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