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2022年WRCモンテカルロはモナコ拠点に。チュリニ峠のナイトステージも復活

©Toyota Gazoo Racing WRT

ハイブリッドベースの新規定ラリー1マシン時代が始まる2022年のWRC、開幕戦として1月20〜23日に開催が予定されているラリーモンテカルロは、モナコがベースとなる。ここ数年はフランス内陸のバランスやギャップを拠点として開催を続けてきたラリーは、2006年以来モナコに拠点を集中させることに。会期中のサービスはモナコのハーバーサイドに置かれ、4日間とも日中サービスの設定はない。これにより、イベント主催者であるオートモビル・クラブ・オブ・モナコによれば、2021年大会と比べてルートの95%が変更になるという。

現WRCドライバーズチャンピオン、トヨタのセバスチャン・オジエの生まれ故郷であるギャップから南下してのモナコでの開催は、イベント90回目の開催を記念しての設定で、名物であるチュリニ峠でのナイトステージも復活する。ラリー1マシンで臨む最初のステージとなる1月20日木曜日の競技初日は、さっそくチュリニ峠でのナイトステージが舞台となる。

金曜日はアルプ=マリティーム県北部の3SSを2ループする118.88kmと長い1日となり、土曜日はさらに北上してアルプ=ド=オート=プロバンス県に94kmのステージが設定される。この2日間は、タイヤフィッティングゾーンが1回ずつ設定される。

最終日はアルプ=マリティーム県の北東部に合計67.52kmのステージが設定。現地時間12時18分からパワーステージがスタートし、その後、モナコのカジノ広場でフィニッシュセレモニーが行われる。計17SSの総ステージ走行距離は319.33km。
(Graham Lister)



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