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WRC2参戦中のミケルセン、フローネとのコンビはERCローマが最後

©Andreas Mikkelsen

今季はWRC2とERCにシュコダ・ファビア・ラリー2 Evoで参戦中のアンドレアス・ミケルセン。ERCでは、7月23〜25日に開催された第3戦ラリーディローマ・キャピターレを終えた時点で、選手権首位まで1ポイント差となったが、長年コ・ドライバーを務めてきたオーラ・フローネとのコンビは、このイベントが最後となった。

ミケルセンとフローネがコンビとして初めて参戦したのは2006年7月、英国のトライアルシリーズBTRDAのクイントン・ステージスラリーで、ミケルセンは17歳になったばかりだった。ミケルセンはその後、ミッコ・マルックラ、アンデルス・ヤーゲルと組むこともあったが、今季はフローネとのコンビが続いていた。

しかし、今年52歳になるフローネは、クロスカントリーラリーへのフル参戦にスイッチすることになり、ERCローマがミケルセンと組む最後のラリーイベントとなった。

ミケルセンは自身のFacebookページで「ラリーレイドのプログラムでも素晴らしい仕事をすると確信している。2006年以来、素晴らしい仕事をしてくれて、情熱や歴史をともに共有できたことを感謝している」と称賛のコメントを寄せた。

しかし、コンビ最後となったERCローマは期待していた内容とはいかず、ファビア・ラリー2 Evoでのターマック走行経験が少ないまま、短いテストだけでコンビにとって初めてとなるイベントに臨んだミケルセンはリズムをつかむのに苦戦。最終ステージでは5速でスピンを喫したが、なんとか対応し最終的に8位でのフィニッシュとなった。

ミケルセンの次のERC参戦は8月27〜29日のチェコラリー・ズリン(ターマック)で、その後9月9〜12日にはWRCアクロポリスラリー(ギリシャ、グラベル)を控えている。

ギリシャでは、ダニ・ソルドも新しいコ・ドライバーを迎える。ボルハ・ロザダに替わり、カンディード・カレラと組むことを発表している。
(Graham Lister)



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