WRC9連覇王者のセバスチャン・ローブが、9月2〜4日にフランスで開催されるフランスラリー選手権第6戦ラリーモンブラン・モルジヌ(ターマック)に参戦する。コ・ドライバーには長年、WRC参戦をともにしたダニエル・エレナを迎え、セバスチャン・ローブ・レーシングからプジョー306マキシでエントリーする。
ローブは「こんなに新学期が来るのが待ち切れない夏をすごしたことはないよ」と自身のFACEBOOKページでコメントしている。
そして、おどけた絵文字とともに「多ければ多い方がいい」として、同郷フランスが誇る唯一無二のドライバー、フランソワ・デルクールがセカンドカーの306マキシでエントリーすることも明かした。
「彼とこのモンスターマシンで楽しく参戦するのを、もう何年も待ちわびていたよ」
ローブは2022年のダカールラリーに、プロドライブが製作中のハンターでバーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)から新規定のT1+クラスに参戦することが発表されている。一方で、ヨーロッパの複数メディアは、ローブが2022年のWRCに関して、Mスポーツ・フォードとプーマ・ラリー1をスポットでドライブすることに向けて話し合いを行っていることも伝えている。2022年WRC開幕戦ラリーモンテカルロは、ダカールがフィニッシュして2日後にレッキが始まる予定となっている。