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世界RXヘリェス:中間リザルトはティミー・ハンセンとヨハン・クリストファーソンがトップタイ

©Rallycross Promoter GmbH

世界ラリークロス選手権第2戦がスウェーデンのヘリェスで開幕した。8月21日はフリープラクティスに続いて予選2回が行われ、この時点での中間リザルトで地元スウェーデンが誇る世界チャンピオン経験者のティミー・ハンセン(プジョー208)とヨハン・クリストファーソン(アウディS1)が同率タイのトップに並んだ。

Q1で先行したのはクリストファーソンだったが、Q2ではハンセンがターン1でニクラス・グロンホルム、ペター・ヘドストローム(いずれもヒュンダイi20)とのクラッシュから巻き返し、最終的にクリストファーソンを上まわるタイムをマーク。この2本を終えた時点で、獲得ポイントが並んだ。

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「Q2最初のコーナーでは、まったく違う方向に向いてしまい、フルスロットルで真逆にロックしてしまった。あの状況から抜け出せたのはラッキーだったよ!」とハンセンは振り返る。
「それ以外はいい走りができたし、もちろんリザルトもよかった。あのレースではマシンも少し良くなっていたので、ここまで見せられているペースにはすごく満足している」

「ヘリェスではこれまであまりいい結果を残せていなかったかもしれないが、シーズン前にこのタイプのコースでの開発にかなり重点を置いてきたので、その効果が出ているようでうれしい。クリストファーソンとできる限りハードに、速い走りでレースをしていたし、あのようなバトルができるのは楽しい。日曜日もさらに楽しみになってきた」

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「開幕戦バルセロナでのこの時点よりも45ポイントも多く獲得できているのだから、間違いなくポジティブな内容だよ!」とクリストファーソンも満足を見せる。
「このレベルでの争いはすごくタフだし、ライバルがいい走りをした時はリスペクトするしかない時もある。明日もまた争っていきたい」

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3番手、4番手にはGRX-SETのグロンホルムとクリスチャン・サボ(i20)が続いた。エンゾー・イデ(アウディS1)はQ1のジョーカーラップでケビン・アッブリング(ルノー・メガーヌRS)と衝突するアクシデントもあったが、その後挽回して5番手。前戦バルセロナの覇者、ケビン・ハンセン(プジョー208)は、Q1とQ2いずれもスタートで出遅れ、この段階で6番手となっている。

ワンメイクのフル電動マシンによる新シリーズ、RX2e選手権では、ジャマイカのフレーザー・マッコネルがQ1で早々にジョーカーラップに入る戦略で、バルセロナを制したギヨーム・デ・リダーを抑えてこのレースを勝利すると、Q2ではスタートからフィニッシュまでリードを譲らない圧勝で、フルポイントを獲得して首位で折り返している。

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デ・リダーはマッコネルに5ポイント差の2番手。3番手には初参戦で大健闘を見せた地元スウェーデンのニルス・アンダーソンが食い込んでいる。4番手にもスウェーデンのヒーロードライバー、リナス・オストルンドが続いている。

競技は8月22日、Q3、Q4に続いて全体の上位12台がセミファイナルに進出、その後トップ6によるファイナルが行われる。

世界RXヘリェス 中間リザルト
1 T.ハンセン(プジョー208) 95pts
1 J.クリストファーソン(アウディS1) 95pts
3 N.グロンホルム 82pts
4 K.ザボ(ヒュンダイi20) 80pts
5 E.イデ(アウディS1) 76pts
6 K.ハンセン(プジョー208) 75pts

RX2e
1 F.マッコネル 100pts
2 G.デ・リダー 85pts
3 N.アンダーソン 83pts
4 L.オストルンド 82pts
5 J.カリオ 79pts
6 P.オドノバン 75pts



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