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多彩な顔ぶれが集結。IRCラリーモンテカルロのエントリーが発表

 

 IRC開幕戦ラリーモンテカルロのエントリーリストが1月3日に発表された。100周年記念の大会とあって、多彩な顔ぶれが揃っている。

 シュコダ・モータースポーツは2010年IRCチャンピオンのユホ・ハンニネンにヤン・コペッキー、フレディ・ロイクス、ニコラ・ブイヨーという4台体制で伝統のラリーに挑む。シュコダUKからはアンドレアス・ミケルセン、プライベーターとしてエイビン・ブリニルドセンが出場する。

 一方のプジョー勢は、プジョーUKからガイ・ウィルクス、アストラレーシングからはトニ・ガルデマイスターがエントリー。プライベーターとしてブライアン・ブフィエ、ステファン・サラザンらIRC常連組のほか、久々の国際戦復帰となるフランソワ・デルクールにIRC初出場となるペター・ソルベルグといった豪華な面々がそろった。

 加えて、フォード・フィエスタでヘニング・ソルベルグも登場。コ・ドライバーは昨シーズン途中背骨を傷めていたイルカ・ミノアの予定だ。
 さらにプロトン・サトゥリア・ネオS2000でパー‐ガンナー・アンダーソンとクリス・アトキンソン、三菱ランサーエボリューションⅩでアンドレアス・アイグナーもエントリーリストに名を連ねている。

 変わりどころとしては、セバスチャン・ローブのコ・ドライバーを務めているダニエル・エレナがシトロエンDS3 R3Tでエントリーしている。エレナはかつて1998年のWRCラリーモンテカルロにプジョー106ラリーで出場し、グループN1クラス2位(総合36位)をゲットした実績の持ち主。コ・ドライバーはその時の相棒でもあるオリビエ・カンパーナが務める。地元モナコで秘めたるドライビングテクニックを披露してくれるはずだ。
 さらに元F1ドライバーのアレックス・カフィもシュコダ・ファビアS2000でエントリーしている。カフィと言えば、1991年のF1モナコGPフリー走行で大クラッシュを演じたことは有名だが(マシンはフットワーク・ポルシェ)、今回はあのようなクラッシュがないことを望むばかりだ。

 2011年IRC開幕戦ラリーモンテカルロは1月19日、フランス中部のバランスからスタートする。

主要エントリーリストは以下のとおり。

2011年IRCラリーモンテカルロ主要エントリー

No. ドライバー/コ・ドライバー マシン
1 ユホ・ハンニネン/ミッコ・マルックラ シュコダ・ファビアS2000
2 ペター・ソルベルグ/クリス・パターソン プジョー207S2000
3 ヤン・コペッキー/ペトール・ストレイ シュコダ・ファビアS2000
4 ブライアン・ブフィエ/クサビエ・パンセリ プジョー207S2000
5 フレディ・ロイクス/フレデリック・ミクロッテ シュコダ・ファビアS2000
6 フランソワ・デルクール/ドミニク・サビニョーニ プジョー207S2000
7 ニコラ・ブイヨー/ベンジャミン・ベイラ シュコダ・ファビアS2000
8 ステファン・サラザン/ジャン‐ジャック・ジュリアン プジョー207S2000
9 アンドレアス・ミケルセン/オーラ・フローネ シュコダ・ファビアS2000
10 ガイ・ウィルクス/フィル・プー プジョー207S2000
11 トニ・ガルデマイスター/トミ・トゥオミネン プジョー207S2000
12 ヘニング・ソルベルグ/イルカ・ミノア フォード・フィエスタS2000
14 ブルーノ・マガラエス/パウロ・グレイブ プジョー207S2000
15 パー‐ガンナー・アンダーソン/エミル・アクセルソン プロトン・サトゥリア・ネオS2000
16 ジャンドメニコ・バッソ/ミティア・ドッタ プジョー207S2000
17 ティエリー・ヌービル/ニコラ・クリンガー プジョー207S2000
19 クリス・アトキンソン/ステファン・プレボ プロトン・サトゥリア・ネオS2000
20 エイビン・ブリニルドセン/カト・メンケルド シュコダ・ファビアS2000
24 アレックス・カフィ/ロベルト・ペログリオ シュコダ・ファビアS2000
34 アンドレアス・アイグナー/ダニエラ・エアトル 三菱ランサーエボリューションX
100 ダニエル・エレナ/オリビエ・カンパーナ シトロエンDS3 R3T


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