スバル・モータースポーツUSA、今季のARA最終戦オレゴントレイルラリーに挑む – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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スバル・モータースポーツUSA、今季のARA最終戦オレゴントレイルラリーに挑む

©subaru.com/rally

スバル・モータースポーツUSAは今週末、2021年のアメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)選手権最終戦となるオレゴントレイルラリー(グラベル&ターマック、11月5〜7日)に、トラビス・パストラーナ、ブランドン・セメナック、ふたりのドライバーがスバルWRX STIで挑む。選手権で唯一、3デイで開催されるこのイベントには、計算上すでに選手権タイトル獲得を確定させて臨むパストラーナ。プレッシャーから解放され、新たな気持ちで今季の最終戦を迎える。

対照的に、セメナックは強豪ケン・ブロックと選手権2位をかけての最終決戦を迎えることになる。フーニガン・レーシング・ディビジョンからWRX STIで参戦するブロックは現在選手権で2番手につけているが、セメナックも射程圏内。マウンテンバイクイベント、レッドブル・ランペイジで記録更新となる4度目の勝利をマークしたばかりのセメナックは、ブロックとの15ポイント差を逆転するべく、ハードにプッシュしていく構えだ。

今年のオレゴン・トレイルラリーは例年の5月から秋に会期が変更となったが、それでも天気と路面コンディションは懸念要素であることに変わりはない。現状、天気予報では日中気温が20度程度、小雨の可能性も伝えられており、タイヤチョイスが鍵となりそうだ。

「ARAで唯一の3デイラリーは、自分の好きなラリーのひとつだ」とパストラーナは語る。
「イベントはポートランド・インターナショナル・レースウェイでファンの前で披露するスーパーSSで開幕し、その後カレンダー屈指の高速でリズミカルなステージへと続く。米国選手権イベントの中でも自分が一番多く参戦しているラリー。デイビッド・ヒギンズに何度も負けたが、いつも戦いは接戦になる」

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「オレゴントレイルラリーがやっと開催できることになり、また西海岸で参戦できるのが待ち切れない!」と語るのはセメナック。
「このイベントはメチャクチャ速度域が高いが、ステージや路面タイプが多彩でもある。シーズンの終盤に開催されることで、雨が降ったり雪が降ったり、どうなるか予想できないよ!」

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