セバスチャン・オジエが、2022年最初のWRC参戦は開幕戦ラリーモンテカルロにすることを明かした。WRC.comが伝えている。
オジエは、11月18〜21日に開催される今季WRC最終戦ラリーモンツァを最後にWRCフル参戦から退くことを表明しており、2022年はトヨタに復帰するエサペッカ・ラッピとともにヤリス・ラリー1をシェアするかたちでスポット参戦プログラムが発表されている。そのオジエが、地元であり自身が過去8回優勝をマークしているラリーモンテカルロが22年最初のラリーになることを明かした。
「もちろん、チームは自分の参戦プランにモンテカルロを入れている。来年に関して、いま話せることのひとつだ」と語るオジエは、WRCモンツァの翌週に、ハイブリッドのラリー1マシンを初めてテストする予定。しかし、2022年のモンテカルロ以外の参戦予定については、まだ決定していないようだ。
「エサペッカとシェアするということは、自分がどの時点で決断したとしてもチームにはいい人材が揃っているということ。エサペッカがいいパフォーマンスを発揮することは分かっているからね。ここまで自分たちが話し合ってきた中では、チームは自分のことに関してはとても安心してくれているし、どこに参戦するか自分が決めるチャンスを与えてくれているが、同時に、もちろん自分もワガママなことはしたくない。どこかの段階で、戦略的にチームと話し合いが必要になると思う。様子を見なくてはならない。そのことについては、まだ話し合いを行ってはいない」とオジエは語っている。