2度のPWRCチャンピオンを獲得しているアルミンド・アラウジョは、2011年のWRC全戦出場を目標にマニュファクチャラーと交渉中であることを明らかにした。
過去に地元ラリーであるポルトガルで三菱ランサーWRCで出場したアラウジョは、11年のポルトガルでもミニWRCをドライブして出場する可能性を示唆しているが、できるならばフルシーズンをトップカテゴリーで戦いたいと願っている。
WRC.comに対してアラウジョは「自分にとってのゴールはWRカーでWRCを戦い続けることで、今それに向けて動いている。プランでは全戦に出場することだが、予算次第というところだ」と語っている。
「もし、全戦出場が不可能ならばできるだけ多く出るつもり。ミニ以外のマニュファクチャラーにも働きかけを一生懸命している。何かしらの契約ができると確信を持っているが、今のところはどこともサインはしていない。
スポンサーは全てサポートを続けてくれると言っているし、新たなサポートも得ることになりそうだ」
このようにアラウジョは語り、彼を長期にわたりサポートしているポルトガルの電話会社TMNは、WRC全戦を戦うとなるとより多くの資金が必要となるとはいえ、来季もサポートを続ける意思を持っているとしている。