FIAは、12月15日に開催したワールドモータースポーツカウンシルで、APRCのカレンダーも承認した。2021年はシリーズ自体がキャンセルとなったが、2022年のカレンダーも同じ開催イベントで構成。いずれもASNの確定、承認待ちとなっているが、ファイナルも2020年に予定されたまま未開催が続いているオーストラリアのコフスコーストラリーで行われる予定だ。
ラリーオブ嬬恋はこの2年、全日本ラリー選手権と併催の形でAPRCカレンダーに入っていたが、2020年は前年の台風被害により、2021年は新型コロナウイルスの感染流行の影響でイベントの開催自体をキャンセル。2022年は全日本ラリーカレンダーには入っていないが、APRC、インターナショナル・ジャパンスーパーラリー、東日本ラリー選手権の3タイトルが懸けられる。ラリー北海道は、2020年、2021年はAPRCタイトルを返上し、全日本ラリー選手権戦として無観客で開催を続けている。
FIAアジア‐パシフィックラリー選手権2022年カレンダー
アジアカップ*
2月4〜6日 ラリーオブ嬬恋(日本)
3月25〜27日 サウスインディアラリー、チェンナイ(インド)
9月9〜11日 ラリー北海道(日本)
10月21〜23日 ラリー龍遊(中国)
パシフィックカップ*
4月8〜10日 ラリーオタゴ(ニュージーランド)
5月13〜15日 インターナショナル・ラリー・オブ・ファンガレイ(ニュージーランド)
10月22〜24日 アデレードヒルズラリー(オーストラリア)
11月18〜20日 コフスコーストラリー(オーストラリア)
ファイナル*
11月18〜20日 コフスコーストラリー(オーストラリア)
*ASNの確定、承認待ち