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横浜ゴムのタイのタイヤ生産拠点が完全ゼロエミッションを達成

 

横浜ゴムのタイのタイヤ生産拠点が完全ゼロエミッションを達成

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)のタイの乗用車用およびトラック・バス用タイヤ生産拠点であるヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)(=TRYT)が11月、廃棄物の埋立処分量をゼロにする完全ゼロエミッションを達成した。目標達成は海外の生産拠点で5拠点目となる。

TRYTは2009年12月に海外の生産拠点で初めて廃棄物の埋立処分量を全排出量の1%未満にするゼロエミッションを達成した。その後、少量ながら埋立処分していた電気部品やバッテリー、電池などについて埋立処分以外の処理方法をリサーチし、処理委託先の現地検証を行った結果、目標達成を確認した。今後は廃棄物処理の取り組みをさらにレベルアップし、100%再資源化※を目指す。

横浜ゴムは中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」で定めた「トップレベルの環境貢献企業」になるための行動指針のひとつに「トップレベルの環境対応生産」を掲げている。この宣言における重要課題として、国内外の生産拠点での廃棄物削減に取り組んでいる。国内では2006 年3 月以降、自社生産拠点の全8拠点で完全ゼロエミッションを継続しているほか、2009 年度末までに産業廃棄物の100%再資源化を達成した。

海外は2011 年度末までに全15生産拠点の完全ゼロエミッション達成を目指している。TRYT以外にヨコハマタイヤ・フィリピン.Incと中国の杭州横浜輪胎有限公司、横浜密封材料(杭州)有限公司、横浜ホース配管(杭州)有限公司で目標を達成している。

※ 事業活動に伴い発生する不要物の最終処分量(=直接埋立処分量+有効利用を伴わない焼却処分量)をゼロにすること。

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