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Mスポーツ・フォードのクレイグ・ブリーンがテストを完了、2022年WRCに向けて手応え

©WRC PROMOTER

2022年のWRCではMスポーツ・フォードのエースドライバーとして参戦するクレイグ・ブリーンが、プーマ・ハイブリッド・ラリー1のテストプログラムを終了。2022年に向けて、強い手応えを感じているようだ。

ブリーンの2021年のWRC参戦は、ヒュンダイi20クーペWRCで参戦した10月のラリーフィンランドが最後となった。その翌週、Mスポーツ・フォードとの2年契約を電撃発表。以降、2022年から導入されるハイブリッドの新規定ラリー1マシンのテストプログラムを続けてきた。

2021年は最後の2戦に参戦することはできなかったブリーンだが、これまでの準備が2022年開幕戦のラリーモンテカルロに向けていい方向に進んでいると考えている。

「マシンはとても快適にドライブできている感触があるし、とても自然。来季に向けていい要素でしかない」と語るブリーンは、プーマ・ハイブリッド・ラリー1ですべての路面を走り込んでおり、12月上旬にはフィンランド北部のロバニエミでスノーコンディションでテスト。これが今年最後のテストとなった。

「あそこでテストできたことは本当に役に立ったし、ジオメトリーやデファレンシャルのセッティング作業ができた」とブリーンはフィンランドでのテストについて語った。
「自分たちが持っているセッティングの選択肢をひと通りこなしただけ。とても順調に進んだ。あのマシンで雪路を走り、どのような感じになるかを見ることができたのは、本当によかった」

「今振り返ってみれば、9月以降のテストには本当に満足している。チームは我が家のように感じられているし、マシンも今では同じように感じている。今は、シーズンの開幕に向けて準備をしている。モンテカルロが待ち切れないよ」

Mスポーツ・フォードはラリーモンテカルロ(1月20〜23日)には4台のプーマ・ハイブリッド・ラリー1をエントリーしており、ガス・グリーンスミス、アドリアン・フルモー、セバスチャン・ローブがドライバーを務める。



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