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WRCモンテカルロ:WRC3はJWRC王者のサミ・パヤリが優勝

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2022年WRC開幕戦ラリーモンテカルロ、WRC3は2021年のジュニアWRC王者、サミ・パヤリが制した。

今季からラリー3マシンが対象となったWRC3。現在、マーケットに出ているラリー3マシンはフォード・フィエスタ・ラリー3のみとなっているため、エントリーした全車がフォード・フィエスタ・ラリー3による争いとなった。

初日は、チェコのヤン・チェルニーがリードを握ったが、土曜日午後のSS12でパヤリが首位を奪取。パヤリは、最終日に設定された4SS中、最初の3本でステージウインをたたき出してリードを広げた。チェルニーも最終ステージではパヤリを26.9秒も先行する驚異の激走を披露したが一歩およばず。7.6秒のギャップを守り切ったパヤリが、初めてのWRC3参戦で優勝を飾った。

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「今回は、マシンとこのイベントを学びながら経験を積むために参戦した。それがうまくできたし、自分の期待どおりの内容になった」とパヤリは満足を見せた。
「木曜日はとにかく安全に走り切ることに徹して、金曜日の午前からペースを上げ始めた。いくつかトラブルもあり差が広がってしまったが、全体的なフィーリングは格段によくなっていた。土曜日はすべてが完璧に進み、いいコンディションではすごくいいタイムを出すこともできた。それでも、チャレンジングなセクションでは、より慎重に攻めていた。最終日もペースがよく、アドバンテージを築くことができたので、あの難しい最終ステージもトラブルなく走り切れた」

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3位には、初めてフィエスタで参戦したエンリコ・ブラゾッリが入った。ハンガリーのゾルタン・ラズロは、土曜日の午後にリタイアを喫している。

WRCラリーモンテカルロWRC3部門最終結果
1 S.パヤリ(フォード・フィエスタ・ラリー3) 3:24:39.2
2 J.チェルニー(フォード・フィエスタ・ラリー3) +7.6
3 E.ブラゾッリ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +19:16.0



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