勝田貴元のコ・ドラ、アーロン・ジョンストン「スウェーデンは強く戦える一戦」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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勝田貴元のコ・ドラ、アーロン・ジョンストン「スウェーデンは強く戦える一戦」

©Toyota Gazoo Racing WRT

今週開催されるWRCラリースウェーデン(スノー)に、トヨタGRヤリス・ラリー1で参戦する勝田貴元。コ・ドライバーのアーロン・ジョンストンは独自の取材に対し、本拠地がウメオに移りルートも一新される今回のWRCスウェーデンで勝田の活躍を期待していると語った。

勝田はトヨタの育成ドライバーとして参戦した2018年のラリースウェーデンで、地元出身のWRC2チャンピオン、ポンタス・ティデマンドを抑えてWRC2優勝を飾っている。ジョンストンは、勝田がこのスウェーデンでポディウムフィニッシュを目指して、いつも以上にプッシュすると考えている。

「スウェーデンは、シーズンに入る前から自分たちが強く戦えると感じられていたイベントのひとつだ」とジョンストンは語った。
「そのほかのイベントは、エストニア、フィンランド、ニュージーランド。スウェーデンではもちろん、できる限りの結果を残すためにいつも以上にプッシュしていく」

Toyota Gazoo Racing WRT

勝田は5年前にフィンランドに移住しており、以来、スノーやアイス路面のドライビングにも慣れてきた。初日は5番手からのスタートとなる今回のスウェーデンに向けて、2日間のテストを行った。

「非常に身のあるテストだった」と語るジョンストンは、現在27歳。
「2日間フルに使って走行したが、すべて順調に進んだし自信も高まった。スノーとアイスは、タカが得意な路面なのだな、ということがハッキリと分かった」

初日の走行順についてジョンストンは、「僕らは金曜日が重要な日になることは分かっている。できる限りタイムロスを抑えるために、頑張らなくてはならない。でも、金曜日が終わった時点で(ポディウム圏内に)手の届く位置につけることができれば、土曜日に自分たちがどこに向かっていくか、考えがより明確になる。何が起きても不思議ではない。特に今年は開催エリアが変わるので、どのドライバーも道の経験が少ないからね」
(Graham Lister)



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