現在のウクライナ情勢を受けて、FIAは2月28日、声明を発表した。
「FIAはウクライナの動向を悲しみと衝撃をもって見守っており、現在の状況の迅速な解決を願っている」と伝えている。
この状況下で、6月にロシアのソチ・オートドロームで開催を予定していたインターナショナル・ドリフトカップの開催は不可能との見解も示した。この声明は「FIAは、ウクライナで発生した事件で苦しんでいるすべての人々と思いをともにしている」と締めくくられている。
また3月1日、FIA総裁のモハメド・ビン・スライエムは、「現在続いているウクライナ危機に関する問題に対処するため、3月2日にワールドモータースポーツカウンシルの臨時総会を召集した」ことを自身のSNSで発信。FIAも公式サイトでこれを伝えた。
2月27日にフィニッシュを迎えたWRCラリースウェーデンでは、表彰式の冒頭、ウクライナ危機に関連して被害に遭った人々に向けて黙祷が捧げられた。