来シーズンから新たなWRカー規定へと移行するため、1997年から続いた2リッターターボ&4WDパッケージでのWRカー最後の戦いとなった、WRC第13戦ラリーGB。このイベントには1台のインプレッサのWRカーが参戦した。
2008年いっぱいでスバルがワークス活動を取り止めた後も、プライベーターの手によってインプレッサWRCは単発的な形でイベント参戦をしていた。そして、13年に渡り続いてきたWRカー最後のイベントとなるラリーGBに、キャリアの多くをインプレッサで戦ってきたマッズ・オストベルグが、今シーズン使用していたフィエスタS2000からインプレッサWRC2007へスイッチして出場。
「最後のWRカーイベントには大好きなインプレッサをドライブしたかった」というオストベルグはラリーを完走、9位でフィニッシュし2ポイントを獲得した。