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世界RXが公式建設機器サプライヤーとしてボルボ建機と契約、新プロジェクトも近日発表

©Rallycross Promoter GmbH

世界ラリークロス(RX)選手権は、シリーズの公式建設機器サプライヤーとしてボルボ建機(Volvo Construction Equipment=ボルボCE)と契約したことを発表した。世界RXは今季からマシンがフル電動化となる節目のシーズンを迎える。各戦がダートと舗装のミックス路面による特設コースで争われる世界RXにとって、シリーズを支える基盤に新たな構成要素が加わったことになる。

世界RXとボルボCEはいずれも持続可能な変革を加速させることに強くコミットしており、ボルボCEは2030年までに全車両を電気自動車にすることを目標としている。今回の協力関係は3年間の契約となっており、ボルボCEは業界をリードする建設機械をデュアル路面の最高峰シリーズ活躍させ、安全、平等、多様性の境界を押し広げ、グローバルな舞台で電力の可能性を示すことになる。

そして、その相乗効果は多岐に渡ることが見込まれる。ボルボCEは、世界RXを戦う強豪ライバルと同様に、高性能のオフロード・ソリューションの提供で実績を上げており、世界RXを通じて、拡大する電動建設機械と革新的なサービスのショーケースとして多くの投資家にアピールする。

ボルボCEのブランド、マーケティング&コミュニケーション部門の責任者、ビル・ローは「地球規模の電気自動車への移行は不可避であり、緊急の課題。そのためには、より持続可能な建設ソリューションが不可欠であることを理解している。だからこそ、今季からフル電動化となり、電動モビリティの力を実証するだけでなく、我々が住みたいと思う世界を作るための旅に一緒に参加するというコミットメントを共有する世界RXとパートナーシップを組むことができることを、とてもうれしく思う」とシリーズを評価する。

「世界RXを提携するプラットフォームとして評価する際には、パンデミックによってデジタル化が加速する一方で、お客様やパートナーとの関係を構築し、電気製品のデモや教育を行うビジネスニーズが依然として存在することを考慮した。物理的なイベントとデジタル体験の統合により、世界RXは、魅力的でエキサイティングな方法ですべてのステークホルダーに訴求するための進化した方法を反映した、新しいマーケティングアプローチに適している」

世界RXのプロモーターであるラリークロスプロモーターのエグゼクティブディレクター、アルネ・ディルクスは「ボルボCEをシリーズの公式建機サプライヤーとして発表できることを誇らしく思う。同社は世界RXの素晴らしいパートナーであり、世界選手権が電動化される重要な節目にシリーズに加わってくれる」と語る。

「ボルボCEはサステナビリティに関して我々と同じ目標を共有しているだけでなく、まもなく発表できる非常にエキサイティングな極秘プロジェクトにも一緒に取り組む予定だ。このプロジェクトにより、ラリークロスの新しい時代の幕開けになると確信している」

Rallycross Promoter GmbH



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