WRCクロアチア:オィット・タナック「2番手には満足していない」デイ2コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCクロアチア:オィット・タナック「2番手には満足していない」デイ2コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCクロアチアラリー、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。波乱が続くクロアチアラリー。ヒョンデのオィット・タナックは、首位を快走するトヨタのカッレ・ロバンペラがタイヤのトラブルに見舞われたこともあり、一気にその差を20秒近くにまで詰めることに成功した。開幕2戦での厳しい結果を受けミスは許されない状況の2019年のWRCチャンピオンは、虎視眈々と優勝も視野に入れているようだ。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■カッレ・ロバンペラ/総合首位(=)

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前中は苦戦し、願っていたようにはならなかった。原因は分からないが、ステージのかなり早い段階でタイヤがなくなり、かなりタイムをロスした。これで状況が少し厳しくなったが、ミスなく安定した走りを続け、1日が終わるまでにタイムを少し取り戻したので、うまく対処できたと思う。最後のステージは路面コンディションがかなりクリーンだったので、どこがグリップしてプッシュできるかが分かった。できる限り速く走ろうとプッシュして、ギャップも少し広げることができた。明日は長くトリッキーな1日になるが、ベストを尽くす」

■エルフィン・エバンス/総合5位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前はかなりよかった。すべてがかなりよく動いてリズムもよかったが。SS11は霧が出たので慎重になった。マディなセクションやコンディションが入り混じったところでは、同じような自信を持つことはできなかった。でも、ミスなく、手堅い走りだったと思う。優勝争いがもうできなくなった状況で走るのは難しいものだし、リスクを負う必要はない。今はとにかくポイントを持ち帰ること。パワーステージでもポイントを狙っているので、それを楽しみにしているよ」

■エサペッカ・ラッピ/総合53位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT

「かなりいい1日になった。午前のコンディションはかなりトリッキーだった。最初の2本は基本、湿っていたし、3本目はこれまで走ってきたターマックの中で一番トリッキーだったかもしれない。すごく濃い霧が出ていて20m先までしか見えない場所もあったので、ちょっとクレイジーだったよ。午後のループに向けて少し調整したので、あのペースが出せてうれしいよ。走行順のアドバンテージもあったが、昨日のステージをあまり走っていないことを考えればすごく満足できる内容。こんなダーティなターマックを高速で走ったことはなかったが、マシンのフィーリングがすごくいいので、明日も同じようなかたちを続けていきたい」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■オィット・タナック/総合2位(↑)
「かなり遠くまで出かけるステージ(Platak)もあったり、信じられないほど難しいステージもあり、昨日より楽にはなっていない。午前は雨が降るかもしれないと懸念していたのでウエットタイヤを選んだが、その賭けがうまくいった。午後はベストを尽くしたが、限界まで攻められるだけの自信もフィーリングも感じられなかった。最終的にロバンペラが強さを示したので、明日は自分たちがどこまでできるか考えなくてはならない。 ある意味、彼がプッシュしなくてはならないというのは、自分たちがプレッシャーをかけているということ。明日はもっとクリーンな1日になることを願うし、夜の間に対策を考える。2番手には満足していないが、不必要なリスクは結果につながらないと思うのでトリッキーな場面は一切避けなくてはならない」

■ティエリー・ヌービル/総合4位(↓)
「最後から2番目のステージ(SS15)で3番手との差を詰めたので、ここからのターゲットはポディウムに上がってフィニッシュすること。今日は自分たちにできることをやった。午後はSS13でエンジン関係の小さなトラブルが発生し少しタイムをロスしたが、それ以外はこのループは順調だった。エンジンのパワーが限界だった。主に終盤で、スロットルが40%までしか開かなくなってしまったので、ここで何秒かロスした。通常、自分は大きなリスクは負わずに状況をコントロールする方が好きなのだが、必要と思えばプッシュできる手応えを感じている。午後はそれを試しかなりタイムを取り戻したので、明日は攻めていく」

■オリバー・ソルベルグ/SS9でラリーリタイア
「今日の午前は計画どおりに進まなかった。最初のステージ、マディな左コーナーでリヤのコントロールを失い、コースオフしてしまった。最初はたいしたことはなく、リヤが少しワイドになったので普通に滑るだけだろうと思ったが、吹っ飛んで木にぶつかって止まった。運が悪いことに、エキゾーストの熱でマシンの後ろから出火してダメージが大きくなってしまった。主催者のおかげでそこから抜け出すことができた。こうした事態を引き起こして本当に申し訳なく思うが、これも学ぶ中での一環。これまで走ってきた中で一番難しいラリーだし、クレイジーなほど過酷だが、将来さらにいい走りができるようになるために、たくさんの経験を積んでいる」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■クレイグ・ブリーン/総合3位(↑)

M-SPORT

「よかったよ、楽しめた。少しリセットが必要だったので、ドライビングを楽しむことに努めた。明日への準備は整ったよ」(SS16終了時点)

■ガス・グリーンスミス/総合17位(↑)

M-SPORT

「滑り出しはフィーリングがよかったが、終盤に向かってタイムをロスしてきたのは明らか。いずれにしても、午後は格段に良くなったよ」(SS16終了時点)

■ピエール・ルイ・ルーベ/総合50位(↑)

M-SPORT

「このステージは攻めてみたが、ふたつのタイトコーナーがクリーンではなく、ロングストレートに向けて十分に速さを出すことができなかった。このマシンでの事実上の初日なので、本当にハッピーだよ」(SS16終了時点)



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