WRCポルトガル:セバスチャン・オジエ「もう1本スペアがあっても難しかっただろう」デイ2コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCポルトガル:セバスチャン・オジエ「もう1本スペアがあっても難しかっただろう」デイ2コメント集

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRCラリーポルトガル、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。ラリー1マシンにとって初めてのグラベルラリーで今季2戦目を迎えたトヨタのセバスチャン・オジエ。この日は8番手と走行順に恵まれ、SS5ではステージウインもマークしたが、続く2本で連続でパンクに見舞われデイリタイア。最多記録更新を目指したポルトガルでの勝利は厳しい状況となった。

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■エルフィン・エバンス/総合首位

Toyota Gazoo Racing WRT

「本当に長くてタフな1日だった。車内は暑くて、特に午後はすごく厳しいコンディションだった。今日は最初のステージからすぐ、すべてが順調に動いた。ちょっと果敢なタイヤチョイスだったかもしれないし、それで少し苦戦はしたが、全体としてはいい滑り出しだった。午後はものすごくラフで少し賭けのような感じになったが、凌ぎ切った。今回、これが一番悪いコンディションであることを願うよ。少しスピードをおろそかにしたかもしれないが、生き残るのと速く走る間のバランスをとった。トップ争いにいるのはいいことだが、最終的に残るのは日曜日のリザルト。まだ先は長い」

■カッレ・ロバンペラ/総合2番手

Toyota Gazoo Racing WRT

「今日の自分の内容には心から満足しなくてはならない。2番手につけられているのは予想外だが、今日はとてもいい走りができたし、チームもこのタフなコンディションに備えて強いマシンに仕上げてくれた。周囲でたくさんトラブルが起きているので、これはとても重要なことだった。先頭で砂利を掃くのは大変だったし、2ループ目になってもラインを掃いていた。すごく難しかったが、トラブルを一切避けるためにかなりクレバーに戦えたと思う。明日は距離が長くまた大変な一日になるが、ベストを尽くす」

■セバスチャン・オジエ/SS7でデイリタイア
「午前中はフィーリングにはあまりハッピーにはなれなかったが、いくつか調整を行いよくなり始めた。午後は最初にステージウインを獲りいい滑り出しだったが、残念ながらこのフィーリングは長くは続かなかったね。もう1本スペアタイヤを持っていたとしても、いいリザルトの望みは消えていただろう。午後は予想以上にステージがラフになっていて、大きな石を避けるように努めていたが、あちこちに鋭い石が転がっていて賭けのような感じだった。今回は楽しみながら上位争いも狙っていたので、こんなに早い段階でストップしてしまったのはもちろん残念。ここからは、ラリー1マシンであまりグラベルを走っていないので、テスト代わりに走るしかない」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■ダニ・ソルド/総合3番手

Hyundai Motorsport GmbH

「難しいコンディションで本当にハードな1日だったし、道の上にマシンを留めることしかできない時もあった。パンクをしないように、全開では走らなかった。リスクは一切負いたくなかった。明日は、ポジションを守ること。かなりいい位置につけているからね。今日は、今回の週末で一番ハードな道だったと思う。もちろん、明日のステージにもトリッキーな部分はあるが、今日ほど厳しいことにはならないと思う」

■ティエリー・ヌービル/総合7番手

Hyundai Motorsport GmbH

「このラリーでは首位争いができると思っていたが、残念ながらまたトラブルに見舞われてしまった。フラストレーションがたまるよ。午前のループはそう悪くなかった。走行順的には楽ではなかったが、マシンに余裕を感じられた。午後はいろいろなトラブルに見舞われたが、一番大きいのは(SS7の後の)リエゾンでタイヤを失ってしまったことだ。ボルトが緩んで、アップライトごとはずれてしまった。修復を試みたが、ドライブシャフトがダメージを受けていたので、残りのステージはリヤ駆動で走らなくてはならなくなった。車内もすごく暑かった。暑すぎたくらい。だから、迅速に対応しなくてはならないことがたくさんある」

■オィット・タナック/総合10番手

Hyundai Motorsport GmbH

「今日のステージをまとめるなら、暑くてラフで、すごく厳しかったというところかな。特に2ループ目はタフで、このマシンではかなりハードだった。午後は2本連続でパンクに見舞われ、かなりタイムをロスした。すべてが重なって、信じられないほどチャレンジングな初日になってしまった。それでも1日を走り切ったので、長丁場の土曜日にどこまでできるかを見ていきたい」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■ガス・グリーンスミス/総合5番手
*マニュファクチャラーズ選手権ポイント対象外

M-SPORT

「(ステージ上でタイヤがリムから外れ)何が問題なのか分からない。スーパーSSで、何にも触っていないのに、どうすればパンクするのだろう」(SS9フィニッシュ後)

■ピエール‐ルイ・ルーベ/総合6番手
*マニュファクチャラーズ選手権ポイント対象外

M-SPORT

「よかった。この2年間は大変だった。常にkmあたり2秒遅れていた。この気持ちが分かるかな…。この調子で続けていきたい」(SS9フィニッシュ後)

■クレイグ・ブリーン/総合8番手
「みんなにとって、信じられないほどタフな1日だった。自分たちもたくさんトラブルに見舞われたが、速さはよかったのでこの点にはハッピー」(SS9フィニッシュ後)

■アドリアン・フルモー/総合9番手
「2ループ目は自信を持てていたし、SS5はいい走りができたが、最後にパンクしてしまった。そこからそのステージを走りきったが、もうスペアが残っていなかった。ケニアの時のように、淡々とドライブするだけになってしまった」(SS9フィニッシュ後)

■セバスチャン・ローブ/SS5でデイリタイア
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