WRCポルトガル:トヨタのラトバラ代表「カッレは信じられないほど急成長した」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCポルトガル:トヨタのラトバラ代表「カッレは信じられないほど急成長した」

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRC第4戦ラリーポルトガルを終えた、マニュファクチャラーズ選手権を戦う各チーム代表のコメント。選手権リーダーとしてグラベルラリーを迎えたカッレ・ロバンペラとチームメイトのエルフィン・エバンスが1‐2フィニッシュを飾ったトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ代表は、怒濤の3連勝と勢いが止まらないロバンペラの急成長に舌を巻いた。

トヨタ・ガズーレーシングWRT
ヤリ‐マティ・ラトバラ
(チーム代表)
■マニュファクチャラーズ選手権首位:175ポイント
「GRヤリス・ラリー1での初めてのグラベルラリーは、素晴らしいリザルトになった。チームの働きにはすごく満足しているし誇らしく思う。彼らがこのような速くて信頼性のあるマシンを創り上げてくれたから、ドライバーたちがこの週末に見せたパフォーマンスを出せたのだからね。カッレ(ロバンペラ)は、スタート時点での我々の予想を完全に覆して優勝を飾ってくれた。彼の急成長ぶりは信じられない。リードしている時のプレッシャーにどのように打ち勝つことができたのだろうか。エルフィン(エバンス)も、本当にいいラリーだった。彼らしいクリーンで素晴らしい走りが戻ってきた。優勝まであと一歩だったが、選手権でポイントを獲得することが彼自身のためにもとても重要だった。そして、タカモト(勝田貴元)も、本当に見事なラリーだった。ほんの数秒届かなかったが、今回の素晴らしい走りが帳消しになるわけではない」

ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
ジュリアン・モンセ
(副チームディレクター)
■マニュファクチャラーズ選手権2番手:116ポイント

Hyundai Motorsport GmbH

「最終日も素晴らしい1日になり、ダニ(ソルド)が最高の走りを見せてくれた。タカ(勝田)に追いつくという目標を彼に掲げたが、そのために全力を尽くしてくれた。彼の献身的な努力には感謝しているし、感激している。みんなよりも走行経験も参戦数も少ないが、彼本来の強さと信頼性を見せ、週末は一切トラブルがなかった。ティエリー(ヌービル)は、金曜日にメカニカルトラブルに見舞われたが、決してあきらめず、彼や我々が願っていたリザルトではなかったものの、5位でのフィニッシュを果たし貴重なポイントを持ち帰ってくれた。オィット(タナック)も日曜日は好走を見せ、順位をふたつ戻して6位でフィニッシュした。ポディウムをマークすることができて、チームのみんなにもハッピーだし誇らしく思うが、我々が目指しているのは勝つこと。あと一歩、二歩、上を目指す覚悟と決意だ。まだ伸びしろがあることは分かっているので、サルディニアでは優勝を争いたい」

Mスポーツ・フォードWRT
リチャード・ミルナー
(チーム代表)
■マニュファクチャラーズ選手権3番手:94ポイント

M-SPORT

「今回は非常に強力なラインナップで臨み、2度目のポディウムを目指していた。金曜日の日中までは視界は良好で、チームのみんなも非常に盛り上がっていた。残念ながら、誰も予想していなかったであろうセブ(ローブ)が、ひとつのミスで早々に戦線を離脱することになってしまった。ガス(グリーンスミス)とクレイグ(ブリーン)も不運が重なり相応のリザルトを収めることができなかったが、ピエール(ルイ・ルーベ)とアドリアン(フルモー)は、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せた。サルディニアまであまり時間がなく、チームはまたマシンをプリペアし直すプレッシャーに向き合うことになるが、あと数日であろうとまた新しいイベントが始まるのを楽しみにしているよ!」



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