FIA(国際自動車連盟)は、ミシュランによる2011年からの世界ラリー選手権(WRC)のタイヤサプライヤーへの申請を受理しました。
FIAが複数のタイヤサプライヤーに門戸を開く決定をし、ルールを改正する見通しとなったことから、ミシュランはこの申請を提出しました。
モータースポーツ活動は、ミシュランにとって、もっとも厳しい環境の中で自らの技術革新を確認する機会となります。これらの技術革新は、市販用タイヤにも導入されていきます。それは、ミシュラン製品の性能バランスを向上し、環境への影響を低減することに役立っていきます。モータースポーツはまた、持続可能なモビリティの向上に貢献するというミシュランの使命を果たすための大きなモチベーションとなります。
FIAが掲げる2012年よりラリー中に使用するタイヤ本数を削減するという責任あるビジョンに基づくコミットメントを、ミシュランは支持しているのはこのためです。これは、1992年よりミシュランが燃費に優れたタイヤをいち早く発売した環境へのアプローチと一貫性のあるものです。
ミシュランは、ラリーの最高峰であるWRCが複数のタイヤメーカーを認めていた2005年まで参戦しており、この分野でのスキルと専門知識の高さは、ミシュランタイヤの装着チームは通算38回の世界タイトルを獲得したことに現れています。そのうち20回は1973年に創設されたマニュファクチャラーズ・チャンピオンであり、18回は1979年に創設されたドライバーズ・チャンピオンです。
来シーズン、ミシュラングループは、ミシュランブランドのラリータイヤを供給します。