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【速報】全日本ラリーモントレー:コバライネンが4勝目、全日本では眞貝がJN-1クラスで初の2位表彰台

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6月12日(日)に最終日が行われたAPRCアジアカップ第2戦/全日本ラリー選手権第5戦「MONTRE 2022」は、ヘイキ・コバライネン/北川紗衣(シュコダ・ファビアR5)が優勝を飾った。APRCは、2位に初ターマックラリーとなったマイケル・ヤング/エイミー・ハドソン(トヨタC-HR)が2位、青山康/竹下紀子(スバルWRX STI)が3位となった(写真)。

全日本ラリー選手権では、コバライネンがシーズン4勝目、眞貝知志/安藤裕一(トヨタGRヤリス)が自身最上位フィニッシュとなるJN-1クラス2位、最終日のトラブルを乗り越えた柳澤宏至/加勢直毅(トヨタGRヤリス)が3位に入っている。

優勝候補が次々とトラブルやアクシデントに見舞われた初日を終えて、コバライネンは2番手以下に1分20秒ものアドバンテージを獲得。21.92kmのロングステージ2本を走行する最終日も、3度のベストタイムを記録し、前戦丹後に続くシーズン4勝目を獲得した。さらに併催されたアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)も制し、FIA格式イベント初優勝も手にしている。

「初日はウエット混じりのかなり難しいコンディションだった。今日はドライになって、気持ち良く走れたよ。ウエットからドライ向けにマシンのセッティングを調整してくれたアイセロのスタッフに、あらめてお礼を言いたい。そして、APRCを制したことで、僕にとっては初めてラリーのFIA格式イベントでの勝利になった。自分の成果を実感できて、本当にうれしいね」と、コバライネンはフィニッシュ後に笑顔を弾けさせた。

熾烈を極めたのは、眞貝と柳澤による2番手争い。この日のオープニングとなったSS7で眞貝が初ベストを刻むと、SS8では柳澤が眞貝を大きく上まわり、その差は一気に0.4秒にまで縮まる。しかし続くSS9、SS10では、トラブルが発生した柳澤とのタイム差を広げて、2位でフィニッシュ。自身、JN-1クラスでの初表彰台を獲得した。

「最終日は、とにかくミスをしないように走りました。まずはフィニッシュできてホッとしています。今回は初めて使うステージもあり、マージンを取るという僕の戦略がうまくハマったと思っています」と、眞貝は喜びを噛み締めるように語った。

3位の柳澤は「色々なトラブルもあって、最後は満身創痍でした。GRヤリスは久々でしたけど、かなり乗りやすくなりましたね」と、安堵の表情で振り返った。4位には前日の8番手から大きく順位を戻した福永修/齊田美早子(シュコダ・ファビアR5)が入っている。



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