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WRCサファリ:豊田章男社長「今まで積み重ねてきた“チーム力”の賜物」コメント全文

©TOYOTA / McKlein

WRC第6戦サファリ・ラリーケニア(グラベル)は、トヨタのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組が初日にコースオフを喫する波乱の幕開けから一気に巻き返し、今季4勝目をマーク。ドライバー選手権でもリードを広げた。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはさらに、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が2位、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が3位、今季3度目の参戦となったセバスチャン・オジエ/バンジャマン・ベイヤ組も4位に続き、乱コンディションに翻弄されトラブルが続出する波乱の展開の中、トップ4をトヨタGRヤリス・ラリー1が独占する快挙を果たした。

この結果を受け、チームーオーナーであるトヨタ自動車の豊田章男社長がコメントを発表した。

(以下チームリリース)


豊田 章男 (チームオーナー)
カッレ、ヨンネ優勝おめでとう!
エルフィン、貴元、セブ、1-2-3-4フィニッシュという素晴らしい結果をありがとう! アーロンは、初ポディウムおめでとう! TOYOTA GAZOO Racing初の4台上位独占は、厳しいケニアの道を、みんなが無事に帰ってきてくれたからこその結果です。“ラリーは、いかにトラブルなく走り切れるかがなにより大切”ということを、改めて強く感じました。もちろん無事に最後までクルマを運んでくれたドライバーたちの力は大きいですが、その裏にあるチームの力にも心から感謝したいと思います。

チームのみんなは前戦での厳しい結果に気を落とすことなく、ケニアへの準備を短時間でやりきってくれました。中にはケニアに入ってから完成させたパーツもあったと聞きます。サービスの合間にも、メカニックやエンジニアが悪路対策などの知恵を出し合い、ラリーがスタートしてからもサファリの道に対応するための改善を繰り返してくれていたそうです。“もっといいクルマづくり”を“走りながら”“道の上で”実践してくれるチームを本当に頼もしく思います。

優勝したカッレは、初日にコースオフしクルマを破損していました。チームの多くが心配する中メカニックたちは「大丈夫!なおせる!」と笑顔で言い、15分しかない中でクルマを元通りにしてくれていました。初日のビハインドからでも優勝するカッレの運転も素晴らしいですが、あっという間にクルマを直してしまうメカニックたちの腕と自信も本当にすごいと思います。今回、この素晴らしい結果が今まで積み重ねてきた“チーム力”の賜物だと感じられることが、なにより嬉しいです。

ファンの皆さまの声援もやはり、チームにとって大きな力となっています。いつも、ありがとうございます。2022年シーズンは次から後半戦に入ります。引き続き、ご声援をよろしくお願いいたします。

追伸
現地応援に駆けつけてくれたトヨタケニアのみんなもありがとう! みんなに迎えられ、サファリ・ラリーも我々のホームラリーとして戦えました!



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