WRCサファリ:ロバンペラ「GRヤリス・ラリー1が最強・最速なのは明らか」デイ4コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCサファリ:ロバンペラ「GRヤリス・ラリー1が最強・最速なのは明らか」デイ4コメント集

©TOYOTA / McKlein

WRCサファリ・ラリーケニア、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。カレンダーに復帰した昨年以上にタフな展開となった今年のサファリ。サバイバルラリーで今季4勝目をマークしたカッレ・ロバンペラは、4台がトラブルなくトップ4を独占したGRヤリス・ラリー1とマシンをプリペアしたチームを称賛した。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■カッレ・ロバンペラ/総合優勝(=)
「イベント前には想像すらできなかったリザルト。上位4台がすべてトヨタというのは信じらないほどトヨタにとって素晴らしい結果。これまでで一番ハードなイベントだったので、4台が揃ってトラブルなくフィニッシュできたこのマシンが、最強で最速であることは明らか。自分自身にとっても、このような特別なラリーで勝てたことは本当にいい気持ちだ。チームのみんなに感謝している。全員が最高の仕事をしてくれた。彼らが常にマシンを開発してくれていることが重要だし、そのおかげで一緒にいいリザルトを収めることにつながっている」

■エルフィン・エバンス/総合2位(=)

Toyota Gazoo Racing WRT

「本当にいい週末だった。もちろん、優勝を争いたかったが、土曜日にいろいろなことが起きて手が届かなくなってしまったので、今日はトヨタのために1-2-3-4を守ることがすべてだった。その一翼を担うことができたのは、もちろん素晴らしい結果。ケニアの激しい路面を走破するのはタフな戦いだったし、みんなが苦戦していたが、自分たちのマシンはとてもいい走りで乗り越えたので、チームのみんながよくやってくれた」

■セバスチャン・オジエ/総合4位(=)
パワーステージ順位:3位

TOYOTA / McKlein

「とても強く戦えた週末だった。自分はほんの少し運に恵まれなかっただけ。でも、それもゲームのうちだ。何よりも、チームのこの信じられないようなリザルトに貢献できてハッピーだし、トヨタのみんなを祝福したい。シーズンで最もタフなラリーの間、4人のドライバーすべてに力強いマシンを与えるために、必死の努力を費やしてくれたのだからね。このラリーは最後までタフなチャレンジだったので、チーム全体が大いに称賛されるのにふさわしい。そして、週末を通して素晴らしい走りを見せたチームメイトたちにもね」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■ティエリー・ヌービル/総合5位(↑)
パワーステージ順位:1位

Hyundai Motorsport GmbH

「自分たちができる中で最大限の結果を収めた。これだけトラブルやいろいろあった中で5位でフィニッシュできたことは、満足のいくリザルトと呼べるのかもしれない。タフでチャレンジングな週末だったし、最終日の午前も例外ではなかった。自分たちが重点を置いたのは、言うまでもなくパワーステージで何かを得ることだったので、少なくともそれは達成できた。これ以上、あまり話すことはない。状況は明らか。本当にガッカリしている。自分たちのためだけでなく、本当にハードに作業してくれたメカニックたちも、その努力が報われなかった」

■オリバー・ソルベルグ/総合10位(↓)

Hyundai Motorsport GmbH

「ポジティブな面は、昨年よりも格段にいいサファリ・ラリーケニアだった。リザルトは願っていたものではなかったが、これもラリー。メカニックのみんなに感謝したい。彼らがいなければ、このチャレンジングなイベントを走り切ることはできなかった。彼らの専門知識や必死の取り組みがなければ、何も実現できないので、チームのみんなに心から感謝したい。チームとして、僕らにはやることが山積みなのは承知しているが、ここから全開で進んでいくよ」

■オィット・タナック/SS16でラリーリタイア

Hyundai Motorsport GmbH

「サファリラリー自体は、今年はかなり楽しく信じられないほど過酷なコンディションだった。自分たちとしては、かなり安全圏内のアプローチで、リスクは一切負わなかった。初日はかなり順調に進んだが、残念ながら土曜日はトランスミッション、最終日はパワーステアリングのトラブルに見舞われてしまった。今回はノーポイントに終わったが、そんな時もある。ここから何かを学び、前に進まなくてはならない。エンジニアたちは収集できることがたくさんあるので、エストニアではもっといい形になることを願うよ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■クレイグ・ブリーン/総合6位(↑)

M-SPORT

「いい経験ができたし、この国に来たことがなかったので参加できてよかった。競技面では、サルディニアでの勢いをつなげてこの先のイベントでリズムに乗れると思っていたので、うまくいかなかったのは残念。今回は、とにかく自分たちには逆風だった。今回、マシンのポテンシャルは高かったし、そのことはセブが見せてくれた。金曜日はすごく順調で、ペースもよかったので本当にハッピーだった。あの日の最後のステージは会心の走りができたが、そこから雪だるま式に問題が大きくなっていってしまった」

■セバスチャン・ローブ/総合8位(↑)
パワーステージ順位:2位
「初日は運が悪く、小さな問題でテクニカルにトラブルが出た。小さなチューブから漏れ始め、マシンが始動しなくなってしまったので、サービスから5kmのところで終わってしまった。翌日は順調だった。ステアリングアームに問題があったが、チームが修復してくれた。この新しいマシンでの、シーズン最初のすごくラフなラリーだったからね。自分たちにはかなり速さがあったし、上位争いをしていい結果を残すこともできたので、最終的な順位には少しモヤモヤするね」

■アドリアン・フルモー/総合14位(↑)
パワーステージ順位:5位

M-SPORT

「日曜日はいい1日になった。マシンのフィーリングは本当によかったし、ループの最初のステージは2回ともプッシュして、ベストタイム、セカンドベストとタイムもよかった。初めてパワーステージポイントも獲れたので、誇らしいよ。この週末はポジティブなこともあるし、全体としてどのチームにとっても本当にタフなラリーだったが、自分たちはたくさん学んだことがあるし、もっと強くなって戻ってくる」

■ガス・グリーンスミス/総合15位(↑)
パワーステージ順位:4位
マニュファクチャラーズ選手権対象外
「序盤は、トップ5に3台が入っていてチームとしてとても順調だったが、残念ながらその状況は長くは続かなかった。自分たちはパンクに見舞われた。地面があまりにソフトなのでしばらく気付かず、リムやほかのパーツにダメージを負ってしまった。そこからはトリッキーな展開になり、転倒もしてしまった。最後まで走り切りたかったが、こんなこともある。メカニックたちに助けが必要だと感じたので、機械的な仕事ではなく、記録的な仕事であればいくらでも手伝うと自分から申し出た。パワーステージでポイントを獲得し、少しは結果を残してこの週末を締めくくることができてよかった」



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